コントロール欲の手放し

あなたのこれまでの経験はこれから先の夢を叶えるためのプロセスだったことに気づいて!
見える世界の経験と見えない世界の学びを統合したスピリアルなアプローチを通してあなたの最高最善の人生への道しるべとなるメッセージを届けるセプタグラムソウルジャーニーコーチング®プラクティショナーのゆか里です

コントロール欲って「コイツを意のままにあやつりたい!」という単純なものではないことが多い。今日の私がまさにそうで…

今日私は自分の理想通りに動いてくれない夫に対して、静かに冷たい怒りをぶつけた。久しぶりに「これくらい言わなくても察しろ」とダークな私が出てきた。私はドイツ人の夫と国際結婚をして、2人の子供は小学生。そもそも「察する」とか「空気を読む」みたいな文化のないドイツ人だ。言いたいことやお願いは面と向かってはっきり言う文化なのだ。でも言わなくても、疲れた私を気遣ったり、ちやほやしてほしい。私は、機嫌の悪い私を表情や態度で見せつけることで、自分の思う理想の待遇を夫に要求していた。状況を自分の思い通りにコントロールしようとしていたのだ。

今日は朝から私たちの住む地区でアパートの前や中庭を開放しフリーマーケットが開催されていた。私は仕事で一日留守にしていて、開催時間の終わりがけに疲れて帰宅。夫に代わり店番をし、終わった後の片づけまで一人で済ませた。

一人で終わらせた。仕事で疲れているのに。

夫が35度を超える暑さの中、一人で簡易テーブルを用意し売るものをならべて店番をしてくれていたのもわかっている。でも、私だって仕事をしていたのだし、アパートの他の住民は片づけや地下倉庫へ荷物を持って行くのも夫婦でやっていた。自宅に戻ると夫はゲームをしていた…

私ばっかり。

疲れと暑さと空腹感とでイライラしていて、頭の中で悲劇のヒロインである自分にスポットライトが当たる。機嫌の悪い私を見せつつ夕飯の支度をしていたら、夫が「どうしたの?怒ってるの?僕のせい?僕何かした??」と寄ってきた。「別に」と無下にする。はぁぁぁぁ…私、こじれてる。

イライラし始めた時に、言えばよかったのだ。「私も疲れているから、片付け手伝ってくれない?」と。夫は即座に手伝ってくれただろう。一連のあれやこれやが終わってから、夫にイライラしている原因を伝えると、ご近所さんと話をしていると思っていたから出てこなかったそうだ。

こんな風に相手を自分の思い通りに操りたいと思っていることがよくあると思いませんか?コントロール欲って何かの陰に隠れていることが多い。夫を自分の思い通り動かすために、悲劇のヒロインを気取るという面倒くさいアクションを起こす代わりに、次回はすぐに夫に私が求めることをまっすぐはっきり伝えようと思う。分かりにくいアクションで伝わらないイライラを感じる代わりに、はっきり言葉で伝えてさくっと願望実現しよう。

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