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ついに眉毛のほくろを取った記録_施術までのいきさつ~術後2日目

 おはようございます。タイトル通りでアレですが、物心ついたときから共に在った左眉毛の中にある大きなほくろ(直径は1cm弱、盛り上がっていて高さは5mm強くらい)を取ったので、その記録を残しておこうと思います。もし同じように悩んでおられる方がいたら参考になれば幸いですし、私も進捗を思い出せるようにしておきたいと思います。

ほくろとの出会い

 物心ついたときには彼女(ほくろ)が左眉毛の中央にいた。5歳とか7歳とか、そのころの写真にはしっかりと写っていた。小学生、中学生と成長していくにつれて、気になりだし・・・というわけでもなく。ああ、あるな~というくらいの気持ちでずっと一緒にいた。高校生くらいまでは田舎だったこともあり、お化粧をすることもなかったので気にならなかった。むしろ人と違うことが嬉しいこともあった。(変態)

 大学生くらいになると、祖母が気にしてくれた。ハトムギのサプリメントをくれたり、叔父が使ってイボが取れたんや、という塗り薬?などいろいろと気遣いをしてくれていた。

 大人になるにつれて、お化粧の時に眉毛を書いていて引っかかったり、眉毛の形を整えるときに引っかかって血が出たりと困ることも出てきた。祖母からもらったサプリ等は色味が薄くなることはあるものの、ほくろ自体が小さくなることはなかった。帰省の際に祖母に会いに行くと、いつも気にしていた。そういわれると自分も気になってきていた。それに、どうやら少しずつ大きくなっていた。あんまり大きくなるのは嫌だなあ。

 ある日『取ったら?』という言葉が会話に出てきた。そうか、ほくろを取る選択肢があるんだ。そういえば周りにほくろを取った同級生もいた。仲良くさせて頂いているお花の先生が美容皮膚科クリニックにお花の活けこみに行っているとのこと。早速紹介をして頂いて診察に伺った。

美容皮膚科クリニックさんにて

 2019年のある日、紹介頂いた美容皮膚科クリニックへ向かった。先生にほくろの相談をすると『良性だけど多分これからもちょっとずつ大きくなる。とるならメスで切除することになると思うけど、私は皮膚科医なのでできない』ということで、信頼できる形成外科の先生を紹介していただいたのだった。

形成外科にて

 それから何カ月か経った2019年の冬、ついに形成外科に診察に行った。最初はメスを入れることになるなら、無理しなくていいかな、とも思った。一方できちんと形成外科の先生に診てもらわないとなんとも言い難い、という気持ちもあり受診に至った。すごく腕のいい先生がいる!とのことで、待ち時間はすさまじかったが診察を受けた瞬間にいろいろ吹っ飛んだ。ざっと眉毛のほくろを見て少し触るなり「ほくろだね。」とつぶやいた。先生の診察の見解は以下の通り。
まず取り方はざっくり2つあって、一つはメスで取る方法。メリットはほくろを病理検査に出せること。再発率も1/100程度と低いこと。デメリットは患部を大きめに切らないといけないこと。傷跡が残りやすいこと。費用が高額になること。
もう1つはレーザーで取る方法。メリットは日帰りで今日でもすぐできること。傷跡がきれいに治りやすいこと。身体への負担が少ないこと。デメリットは再発率が1/3~1/5くらいなこと。ただ再発しても今のような大きさになったり、盛り上がったりすることはない。あと保険適用で5000円くらいで取れます。
→だからエルビウムYAGレーザーでいいとおもいます。

 ・・・・明瞭!これを解説のメモ書きとともに端的に教えていただき、レーザーで取れるのか・・!今日にでも・・!と言いそうになった。

→ただ、ほくろが大きいので取った後は2週間くらいテープの貼り替えが必要。しばらくテープ貼ってあっても大丈夫な時に普通に来院して申し出てください。

 ということらしい。その時期は年末も近く帰省や友人の結婚式、新年交礼会などハレの日が続くタイミングだったのでいったん帰って主人に相談したのだった。主人曰くは『それくらいで取れるなら取ったら?気になるし大きくなっていっているし、自分がその方がいいと思うなら応援するよ』と。・・・主人・・・!!!!涙
 長年連れ添ったほくろだけど、再発しても大人しくいてくれると思えば可愛さ1000倍です。『ほくろを取る』という言葉だと完全にさよならをイメージしがちだけれど、眉毛の中にいたことは変わらない!しかも再発の可能性ありだしね!とほくろの名残に妙に安心するのであった。

ほくろ取りに行ってきました

 それから数週間後。年末年始の行事も落ち着いたある土曜日、ついに行くぞ!と息巻いて再び形成外科へと向かった。ちなみにこういったレーザーの施術は生まれて初めてであった。緊張。
・まずレーザー室に通される。
 先生が来るまで仰向けで待っててね。と看護師さんに言われる。看護師さんも慣れている。(言い方に安心する)長年受験も就職活動も共に過ごしたほくろにありがとうを告げる。
・先生きてほくろに麻酔を打たれる
 盛り上がっている(直径1cm弱、高さ5mm強くらい)ほくろの0.5mmくらい大きめのサイズにマジックで目安を書かれ、このサイズで取りますね。と鏡を見ながら説明があった。そのあと7か所くらい?注射器で麻酔をつんつんと打たれた。結構回数多くてひええ~!と力む場面も少しあった。
・麻酔効くまで10分くらいお待ちください。
 その場で10分ほどステイ。だんだん左眉毛のあたりがしびれたと思ったら感覚なくなってきた。さすが麻酔。気分が悪くなったりはしなかったが、悪くなる人もいるんだそう。レーザー室にロンリネス。なんとなく周りに置いてある薬剤とかレーザーの機械とか見ながら麻酔が効くのを待つ。
・先生再び。ついにレーザー施術を受ける。
 『安全のため目を閉じてくださいね』と言われ目を閉じているとマシンガンみたいな音がする。(レーザーの音)痛みは感じなかったが、麻酔の効きが弱いと思われる端の方は少しちくちくするところもあった。体感5分くらいで施術終了。止血処置をしてもらう。
・先生から軽く今後の説明を受ける。
 今から止血処置してもらいますが、一日二日は垂れるほど出血することもあるので(まじか!)その時はガーゼで患部を強く押せば15分くらいで止まります。とのこと。また、経過を見たいので1~2週間経ったら診察に来てください。そのあと再発防止確認のため3カ月後くらいにまた来てね。とのこと。
・止血後テープ貼り替えの指導を受ける。
 看護師さんにビジダームというテープの説明を受ける。どうやらキズパワーパッドみたいなテープのよう。体液でテープが盛り上がるので、溢れたら貼り替えてください。とのこと。だんだん体液少なくなっていくと思うけど、出なくなるまで貼り続けてね。ちなみに洗顔とかお風呂は普通にしてもろて全然OK!!らしい。
・と、とりあえず取ったど・・・・--!!
 お支払いをして(やっぱり再診料+施術は5000円くらいだった。あとテープ代数百円)形成外科を出る。うん、前髪で隠れてテープ貼ってることもほとんどわからない。安心。時計を見るとまだ13時前。今から遊びに出られる時間だけど、まずは帰宅して態勢を整えよう。天気もよくスッキリとした気持ちで岐路についた。

施術後の身体の変化について

 家に帰って簡単な昼ご飯を食べ、家の掃除など一通りすると、急に身体が重たくなってきた。(14時半頃)思わず布団に入って横になった。気づけば寝落ちて17時半頃になっていて、主人が帰ってきた。ふらふらと起き上がって今日のことを話したが、頭を振ったりするとくらくらする(多分麻酔のせい)特に食欲や体調はそんなに変わらないが、麻酔が抜けきらなくてそのまま大人しく過ごした。

 翌日も頭がくらくら💫(麻酔のせい)夕方ごろになると若干落ち着いてきたが、麻酔を打つ施術を受けるときは翌日の予定を空けておいた方がよさげ。

施術後のテープの交換について

 施術当日(2/1)の12時過ぎに1回貼ってもらったが、寝ている間に体液があふれ出て固まっていた。(眉毛があるので密閉できず漏れやすい)
・施術日の21時頃に入浴のタイミングで貼り替え(1回目・2/1)
 テープを剥がしたら早速垂れるほど出血。入浴中に止まった。洗顔は普通にしたが、ひざを擦りむいた痛みのようなものがあった。基礎化粧品を若干当たらないようにしつつお手入れ(化粧水は患部に当たってます)
・朝、洗顔のタイミングで貼り替え(2回目・2/2)
 起床時点でやはり眉尻に向かって体液があふれて固まっていた。出血はなし。テープを貼った後にメイクで眉毛を書いた。
・午後3時頃に貼り替え(3回目・2/2)
 外出中だったのでガーゼで体液と血がにじむのを押さえながらお手洗いで貼り替え。
・夜8時頃に貼り替え(4回目・2/2)
 夜の来客があったのでそれまでに、と貼り替え。出血なし。
・23時頃入浴のタイミングで貼り替え(5回目・2/2)
 だんだん慣れてきて寝るときは大きめにテープを切って貼るように。この晩は体液があふれて固まることもなかった。
・翌日朝、洗顔のタイミングで貼り替え(6回目・2/3)
・テープ貼って出勤。昼食後貼り替え(7回目・2/3)
・入浴のタイミングで貼り替え(8回目・2/3)
 テープの膨らみ方が鈍くなってきた気がする。テープの交換も上手になってきた。

と、だんだん慣れてきて体液も減っている感覚がある。とりあえずはこのまま2週間様子見が続くとのことで、つくづく平日の仕事帰りに施術しに行かなくてよかったと感じた。丸2日経った今でも若干の擦り傷みたいな痛みがある。今のところテープは前髪で隠れて周りにご迷惑やご心配をおかけすることもなく過ごせている。このまま切り抜けていこうと思う。

とりあえず今のまとめと感想

 麻酔を打つので、当日、翌日午前中は言うほど使い物にならない自分がいました。ゆっくりできるスケジュールを見ておいてよかったな、と。それと未だシクシクした擦り傷の痛みがあるので、これは日にち薬だと思って大切にケアしていこうと思います。術後丸2日にして未だに若干くらくらするので、体質によっては麻酔の効果が長引く人もいると思われます(逆にすぐ抜ける人もいると思う)
 実際に施術直後の自分の顔を見ると『普通の人や!』というのが第一印象でした。これできちんと眉毛を書けると思うと今から楽しみです。あとびっくりしたのは、お風呂に入ろうとテープを取った時、しっかりと毛根が残っていたこと!また眉毛が生えてきてくれそうで嬉しかったです。
 最初は長年連れ添ったほくろちゃんに対してさみしさもありましたが、再発の可能性がある、と言われてちょっと嬉しく思う自分も居りました。今後どんな経過となるかはわかりませんが、ひとまず2週間、傷が塞がるまで大切に様子を見て行こうと思います。

 ひとまず施術のいきさつ~施術後2日の状況でした。

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