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【遙か7】天の玄武のやさしさにほどける_阿国編

 続いて阿国編です!無事にエンディングを迎えることが出来ました。阿国さんは八葉一行の中でもその優しさで神子を支えてくれる存在で、序盤から彼に癒されました。

阿国の過去※早速ネタバレします

 時々夜にコウという青年と出会う神子。自信なさげで儚い雰囲気は歴代天の玄武らしさを感じました。共通ルート中盤あたりから、その存在が少しずつ明らかになっていきます。(結構早い段階で、正体になんとなく気づいてしまったわたくし。)坂本城の怪異を鎮めに行った際に、自分の許嫁だった明智光慶を思い出す神子。生きているなら出会いたいと言います。
 昔の許嫁って、なんかこう眠れる森の美女的なロマンスを覚えてときめくのですが、明智一族は本能寺の変の時におそらく滅びているだろう、とのこと。(いやいや、絶対生きてるって!)となる私。
  そんなこんなで阿国さんは自信が優しいからこそ過去に気持ちが囚われて、自分を責めて、人のつらさが分かるから優しくできるという天の玄武らしい人柄でした。

神子と一緒に乗り越えていく

 神子と一緒にいることで、お互いに良い影響があって、神子がいるから強くなれる、という流れはクラシカルな天の玄武!阿国さんは普段は女性らしく振舞っているけど、友達のようなやさしい愛情を持っていて、包まれるというのが一番近い表現かなと思いました。阿国さんの声も柔らかくて、優しさが前面に出ていてほぐれました。
 長政さまは気を引き締めて!となりますが、阿国さんの前では柔らかくなれる。戦国時代ならではの阿国さんのテーマだなあと思いながら、エンディングは実に現代的だなと感じながら迎えました。

心は自由でいい

 阿国さん編のテーマだと思うのが、心は自由でいいのではないか、というものでした。自分がどう生きるか、どんな人と過ごすのか、先人から託されたものはあるけれど、阿国さんの人生は阿国さんのもので、自分が決めたらいいんじゃないか。そんなストーリーが、きっと神子が現代で過ごしたからこそもたらされたのかもしれない。これぞ遙かなる時空の中でだなあと感じました。これからも阿国さんと神子で全国まわって、喜びに満ちた日々を送って欲しいと願います。

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