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2022真夏のライブ三本勝負(1)KIRBY 30TH MUSIC FEST.

こんにちは、liccaです。日記を書きます。


「真瀬立夏と2022真夏のライブ三本勝負」

 こちらマガジンタイトルの正式名称です。

こんなご時世ながら、各所でライブイベントを開催されていました。有難い限りです。
私が「行かねばならぬ」と決意したのは3つのライブ。気付けば8月中、1週間に1度ライブへ向かうスケジュールとなってしまいました。
病に罹れば終わりの三本勝負、無事に乗り切ることが出来たら日記を書こうと思っていました。そして乗り切ったので書きます。(全て主催の定めるガイドラインに則った感染対策を遵守したうえで参加し、8月から現在まで本人ほか身内等、いたって健康です。)全部楽しかったな……。
日記として3本まとめて1記事にする予定でしたが、記事数の嵩増し中小規模の記事も沢山あるのがnoteの良いところなのかな、と思い直しましてそれぞれ個別記事とさせていただきました。ジャンルはバラバラですが、全3記事しかありませんので気に入った方はシリーズからぜひご覧ください



つらすぎる4ヶ月だった……

ちなみに当然当日は楽しい以外の感情はなかったんですが、現地参戦が決まるまでのスケジュールがホントに鬼でした。チケット抽選被りまくるわ落ちまくるわ。6月のシンフォニーコンサート含めて、胃が死にますて。(リンク先はその時のイベントレポートです)



(その1)KIRBY 30TH MUSIC FEST.


 8月ライブ三本勝負、記念すべき一発目は8月11日東京ガーデンシアターにて開催された、星のカービィシリーズ30周年記念の演奏公演です。ビッグバンド・オーケストラ編成で作られたメジャーな曲もマイナー寄りの曲も織り交ざった選曲に大満足!

パンフレットは届いていましたが当然中身は当日まで見ておりません。それでも「多分オーケストラコンサートと今回までに出てきたあのラスボスの曲はやるだろう」とか、「きっとNEICHELさんがゲストに出てくるんだろうな、キャスト開示はするのかな?」などと想像は膨らむばかり。
まあ予想はしていても、結局目の前で起こっている事に対して、予想の当たりはずれといった無駄な思考をしている暇はありませんでしたが……。


振り返ると殆ど写真撮ってません 楽しくなりすぎて…

上のチケット戦争日程表にもあった通り、私は昼公演の一般チケットに滑り込み、夜公演は友人とカラオケルームの大画面で視聴しました。チケット確保に最後まで気を揉んだ観客のひとりであり、取れた席も最上階の後ろの方の列でした。
でも配信されない昼公演に行けて、席は配信ではあまり見られない視点かつペンライトの輝きを全方面に渡って見られる場所だったので、結果オーライだったと思います。規模の割に階層を重ねてコンパクトにまとまった会場だったため、上の後ろの席でもそれなりに音が響いていたのがとても良かったですね。

席が後ろも後ろすぎて、なんかもう、カービィ、大きくなったね……などと古参面かつ慈愛の眼になってしまっていましたが、カービィと共に育ってきただけで別に古参ではないです。
ただ25周年のオーケストラコンサートを思い出すと、約4倍の規模の会場に満員の観客が集まって、更に全世界無料配信にも山ほどの人が集まって……なんて、成長を感じない訳にもいかず、そういう意味では年月に思いを馳せてはいました。

例えばこのような思いの馳せ方などがあります。
当日の格好。ライブ三本中最も概念的に気合い入りすぎた、重装備になってしまってました。あとマホロアが好きです


さてこちらのライブ、8月末までに試聴できたアーカイブがありましたので、その動画配信であまり見られない点や昼公演限定のあれそれ、会場への反応について記録しておきます。

カービィちゃんが、3人!!!

ガーデンシアター内にモニターが中央と左右に計3画面あったのですが、その3面とも同じ映像が流れていたため、そこにカービィが映っている時間は、何もなくてもカービィちゃんが3人いました。かわいい。楽しすぎて気付いたら分裂しちゃってたのかな……ペンラ振りの指示とか見ようによってはダンスだったしなあ……。

ペンライトの活躍

直近のコンサートは制御なしだったので、初の制御発光体験でした。どんな感じかな〜と思っていたら、最初から「カービィがえい!えいっ!と合図する度に変わっていく色」をお出しされてもう耐えられなかった。あまりにもかわいい。
演出の中には点灯からゆっくりした明滅、ビカビカと光る点滅など色々な光り方があって、自動制御じゃないと出来ない演出が本当に楽しかった。音声制御を断念せざるを得なかったのは、本当に苦渋の決断だったろうなというのがひしひしとと伝わってきました。


せっかくなので個人的に良かったペンラ演出トップ3でも記録しておこうかと。

第3位グリーンツリーメモリーズ。「1人よりも2人 3人より4人」っていう歌詞の中で本当にペンライトの光が1色から2色、3色4色と増えていったところ、あまりにも良すぎました。

第2位はラスボスメドレー内“回歴する追憶の数え唄”パート。ホワイト、パープル、バイオレットの3色(うろ覚え)が、目を開けばビカビカ光り、産声を上げればビカビカ光り、吸い込みブラックホールでビカビカ光り。やりたい放題しすぎですよこの新星!!

そして第1位は、『組曲 星羅征く旅人』より、ラストフレンズのパートです。殆どの明かりが消える中で、黄色の光、宇宙にぼやける星がいくつか点っている(自分のペンライトに起こっていることだけみれば、非常に悠長なスパンで光っては直ぐに消えを繰り返していた)あの演出。
戦いの終わり、そして暗い宇宙の中に見える友達とポップスターを、逆に「明かりを消す」ことで表現していて、寂しさと郷愁でもう胸がいっぱい。カラフルな光をずっと眺め続けていたからこそ、不意の消灯がいちばん心に沁みてしまったので、私的な優勝を捧げざるを得ませんでした。

クリエイターの方々が輝いていた

これ!! これですコレ。HAL研サウンドチームの、しかも若手の方々が率先してフェスのプロデュースをしていたという事実が、本当に眩しかった!

星のカービィシリーズのサウンドはご存知の方も多いかも思いますが、石川氏と安藤氏からなる山梨の二枚看板+色んな方々、という布陣で長らく、25年弱変わることなく続いてきました。
そこに『タチカビSR』で大原さん、『スターアライズ』で小笠原さん、『ファイターズ2』から『ディスカバリー』にかけて下岡さんが参加なさってきて、新しい風が吹き始めたのがここ5年近くのお話です。
今回のフェスを先導したのはそのうちの御二方、大原さんと小笠原さん。トントン拍子で指揮者まで兼任することになったようです。

パンフレットに載ったインタビューからその気概と熱量を受け取って、私はああ楽しみだな、と思いました。
それはこれからのカービィサウンドに対して。
直近に配信された『カービィのグルメフェス』のサウンドを聞いた影響もありますが(発売後に記事を書いているので)、先輩方のノウハウを吸収して “カービィらしさ” も “ビッグバンドの魅力” も損ねない編曲と、これほどの巨大なイベントの全体総括もなさった方がカービィサウンドを担うなんて、期待しかありません!! 

茶々入れながら観るのも楽しかったですが、お盆の時期のカラオケルーム料金はばかにならないということも学びました


将来の話

と、このようにまだまだ先の話に夢を見てしまいましたが。
果たして5年後……すなわち今のところ5周年ごとに開催されている、カービィの音楽イベントが次回開催されるまでに、果たして私達が、そしてカービィとHAL研究所がどうなっているかなんて誰にも分かりません。
野外ライブが出来ちゃうぐらいまでに世界を取り巻く現状が回復するかもしれないし、逆にバーチャルライブが世界のスタンダードになって、カービィたち自身がリアルタイムで演奏する未来があるかもしれませんよね。

なんとなく「わかる」ことなんて、ディスカバリーのラスボス曲は演奏されるに決まってるのでいまから心の準備をしておかなきゃ……ということぐらいです。
まだ聞けていないそれを演奏してくれると、こちらはもう信じてしまっているので、将来またイベントがあろうがなかろうが、まずは5年後までは生き抜きたいなという気も湧くというものです。

とりあえず直近の期待はフェスのアーカイブですが、もう視聴期間は終わってしまったので記録媒体を座して待つターンに突入しております。Blu-rayはもちろん、個人的にはオーケストラの時と同様CD媒体も欲しい! と願いつつ。それともディスカバリーのサントラ企画が先でしょうか? 続報お待ちしております。


今回はここまで。お読みいただきありがとうございました!
次回の記事はこちらになります。


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