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「エクスカリバー」観劇あらすじメモと考察

■登場人物
アーサー:物語の主人公。後の王となる。
ランスロット:アーサーの友人後にアーサー王の右腕
グィネヴィア:後にアーサーの妻となる女性
モルガナ:アーサーの異母姉
マーリン:魔術師
エクター:アーサー育ての父でありアーサーの実父の元家臣
ウルフスタン:サクソン族を率いる異教徒

韓国語はわからないのでひたすらあらすじのネタバレを拾い、登場人物の背景を頭に叩きこんで自分的初日を迎えて観劇したんですが、韓国語ほとんどわからなくてもあらすじと登場人物がどんな人なのかわかっていれば問題なく楽しく観劇できます。できました。
韓国語を全然わかってないから正確な事は言えないのであくまで韓国語全然わかってないヲタクがエクスカリバーを観てまとめているという事を念頭に置いて置いて頂けると大変助かります・・・。
(違う!ってなっても怒らないで・・・)

アーサー王の文献は沢山あってエピソードも沢山ある中ミュージカルという限られた上演時間に収めるためにとてもシンプルな構成になっていたと思う。
シンプル故にそこまでアーサー王が何をしてきたかとかそういった情報はそこまで頑張って詰め込まなくても大丈夫でした。むしろアーサー王伝説に関する文献は本当にいろんな説があってそれぞれ書いてある事が違いすぎて逆に混乱するからあまり深くは読み漁らない方がよさそうでもある。

■あらすじまとめ(韓国語がほぼわからないので予測を含む)
アーサーが普通の村ですくすく育ち成人を迎えたタイミングで魔術師マーリンが現れ、彼の本当の過去、父と思っていた人は本当の父親では無いこと、これからの彼の運命を告げられ、混乱しながらも定められた運命を背負うこととなり、「引き抜いた者が王となる」とされる聖剣エクスカリバーを引き抜くこととなる。王となる彼の前に勇敢な女性グィネヴィアが現れ恋に落ちる。

アーサーが王になり王国キャメロットを建設しそこで異母姉であるモルガナと出会う。自分に異母姉がいることを素直に喜ぶアーサーとは逆にモルガナは自分が手にしているものをすべて奪われると非難し嫉妬する。
そこで元師匠であるマーリンに魔術を教えて欲しいと頼むが断られる。

アーサーとグィネヴィアの結婚の宴で育ての父であるエクターが何者かに毒殺される。昔から怒りの感情をコントロールできない(これは実の父親譲りのもの)故にグィネヴィアにまでその怒りをぶつけてしまい2人の関係に影が差す。
エクターの死より昔の明るい青年であったアーサーの姿は変わり常に怒りの感情がにじみ出ている王になってしまっており度々アーサーの友人であり王となった今右腕になっているランスロットとぶつかる事が多くなる。
そんなこんなでグィネヴィアと前から密かにグィネヴィアに恋心を持っていたランスロットの距離が近づいてゆきついには結ばれてしまう。
それがアーサーにバレてしまい2人はキャメロットから追放されてしまう。

その頃アーサーの王座を手に入れることをあきらめないモルガナを止めるためにマーリンは魔法でアーサーの姿になりモルガナと刺し違えという形でモルガナを野望を止める。

アーサーはブリタニアに攻め入ってきているサクソン族とたたかうことになり、戦況は一進一退を繰り返している中アーサーは絶体絶命のピンチを迎える。
もうダメなのかと思った瞬間に追放されていたはずのランスロットがアーサーを助け戦死する。

戦いにはなんとか勝ったものの、育ての父のエクターは死んでおり、魔術師のマーリンもモルガナを止めるために死んでいる。そして目の前で友人であり元右腕であったランスロットも死んでしまっている。
唯一生き残っている妻グィネヴィアは追放された後修道女となっておりアーサーから戻ってきてくれと懇願されるものの罪の重さからそれを拒む。
アーサーの元に残ったのはついに手にしているエクスカリバーのみとなった。
彼は重い責任を背負い王としての運命を受け入れ進んでいくために再びエクスカリバーを振り上げた。

■諸々の考察
アーサーの本当の父親はブリタニアの王の一人だけれども、何故離れて暮らしているのかという点でこれまた諸説色々とあるけれどもアーサーは実父が敵国の王の妻に横恋慕し魔法を使って敵国の王の姿になり一夜を過ごす。その時に敵国の王の妻が身篭った子供がアーサーであり、その子供を魔術師マーリンが預かり、実父の家臣であったエクターによって育てられたというように整理するとしっくりくる。その時姿を変えた王は戦死しており、その後その敵国の王の妻を正式に妻にすることになる。

また、1幕でのモルガナの登場の流れについてがどうしてもしっくりくる文献が見つからずオリジナル?と思っているんだけれどももしこれを読んでわかる人がいたら教えて欲しいです。
モルガナに関しても諸説ありすぎて今回の舞台では異母姉となっている(劇中でもアーサーはヌナと呼んでいる)けれども異父姉、異母妹と説がありすぎて混乱している。。。ただどの文献でも魔女であるということたは確か。そして魔術師マーリンの元弟子。
色んな文献では「モーガン・ル・フェイ」と記述されている事が多い中パンフレットには「モーガン・ペンドラゴン」と書いてある(アーサーの実父はユーサ・ペンドラゴン)から異母姉設定なんだろうと思う。

本当に手さぐりだけれども話を繋げるとサクソン族が城に攻め入ってきて捕虜となり後に妻となったのかな?(捕虜のシーンの後にウルフスタンの横に座り前でお祭りのような儀式をしているシーンがあったからそう思ったんだけれども言葉をわかっていないから・・・)
このあたりは上演時間内でサクソン族の侵略がどれだけ脅威なのかを表すための役割もありそうなシーン故にオリジナル要素なのかもしれない。
不確定故にあらすじの項目に入れなかったんだけれども本当にわかる人がいたら教えて欲しい・・・。

このあたりからランスロットとグィネヴィアが不倫関係になるという事をはじめある程度は色んな文献に沿っているんだけれども繋げるためなのか数も多くてどの文献から引っ張ってきているのか、そもそもオリジナル要素なのか・・・ちょっとわからなくなっているのが正直なところで取り急ぎわかるところまで書いていますが、今後もう少しちゃんと調べて色々と私なりに照らし合わせていきたいと思います。

ここまで気が付いたら2000文字を越えていてびっくりしていますw
ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
また自分がワーキャー言っている感想も書こうと思うのでよかったらお付き合いください!

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