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2022年度 放送大学 英語系科目まとめ

このnoteについて

2022年度に受講した放送大学基盤科目(外国語科目)の英語(の一部)について、後学の皆様の参考になればと思い記事にしてみます。


2023.02 2学期履修結果を受け、加筆しました。

ビートルズ de 英文法('21)

難易度 ★☆☆☆☆
配信 ラジオ

 講座名のとおり、英文法がテーマです。私はビートルズ世代ではないものの、半分くらいの曲は知っていました。科目系統図では、一番優しいランクに位置づけられており、講義してくださる先生方が何より楽しそうで聞いていて飽きない授業です。

 自分が真面目(?)に英文法と向き合ったのは、1990年代後半の高校時代ですので、大分忘れているという前提ですが、教科書に書いてあることは一応理解できました。ダクティルやネクサスという概念が初めてで(今の高校では習うんだろうか?)ちょっと戸惑いましたね。自動詞、他動詞、自制の一致、仮定法と「そうそう」「昔やったー」な英文法もしっかりでてきます。

 教科書は、歌詞とリズムと英文法(時に穴埋め)で構成されており、ラジオ配信なので今教科書のどこやっているのだろうかと、ときどき迷子になりました。

 単位認定試験では、放送授業の内容を直接尋ねるような問題も少しだけでました。


英語で「道」を語る('21)

難易度 ★★☆☆☆
配信 テレビ

 感覚としては英文法(グラマー)です。私は、後述する「グローバル時代の英語」を先に1学期に、この「英語で「道」を語る」を2学期に受講したのですが、こちらの「英語で「道」を語る」を1学期に受ければよかったと思っています。

 ほとんどの英単語に、教科書内で簡単な日本語訳がついています。辞書がいらないというと「英語の勉強を舐めるなー」となりそうですが、ほとんど辞書なしで進められます。教科書に書かれている全文を逐次和訳して進みます。また、映像授業なので、例えば関係代名詞などがどの単語に係るかなども映像で解説してくれています。

 文法事項としては、分詞構文、関係詞(制限・非制限用法)、条件文、仮定法、知覚動詞などおなじみのやつです。

 単位とは無関係に(いや、単位も欲しいですが)英語力を伸ばしたかったので、教科書内の英訳問題については暗記カードを作りちょっと本気で覚えようとしています。文法と言い回しがセットで覚えられればきっと力になるでしょう。

 単位認定試験は、放送授業の内容を(日本語であったとしても)理解していれば消去法などで正答を絞れます。


グローバル時代の英語('22)

難易度 ★★★☆☆
配信 ラジオ

 科目系統図では前掲の「英語で「道」を語る」と同程度のレベルとされていますが、こちらのほうが主観では難しかったです。高校英語でいうリーディングのような感覚ですね。

 単語に和訳はほとんどありませんし、英文の量も多く、またラジオ講義内での全文の解説(和訳)もありません。大学受験のように、いわゆるパラグラフリーディングと必要に応じた精読を求められています。

 教科書内の重要単語にも和訳はなく、使われ方の違う例文が列挙されているので自分で辞書で調べて和訳が取れるようにすることが求められています。この重要単語については、大学教授が「重要」として挙げてくださっているので、素直に信じて例文暗記カードにして地肉にしたいと思っています。

 リーディングがどんどん進むため、英検4級の私としては、予習必至科目でした。恥ずかしながら1回のラジオ講義だけではついていけませんでした。

 単位認定試験は、英語力よりやはり放送授業を通じた内容の理解を問われていました。「グローバル時代の英語」は全回通じて一貫したメッセージが込められていて、そのメッセージに沿った選択肢を選べば大丈夫です。
 英語そのものの理解を問う問題としては、各回の「重要単語」とその例文を掴んでおけば、Web試験なこともあって、なんとかなると思います。

 おそらく発展の「英語で読む大統領演説」も宮本先生が主任講師ですので同じような構成をとっているのではと推測しています(2023年度履修予定)

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