奇跡のヤマネ30-623

ご近所の野生を終えて

時代のキーワードも、トレンドも共感も無い漫画となった拙作ですが‥‥。
可愛い系のイラスト絵柄から想像した私という人物像とはかなり違った漫画だったと思います。

私はペットショップに並んでいる犬や猫を見て「かわいそう」だと思うし、生物は自然という厳しい環境の中でたくましく生きる姿が美しいのです。
そして動物カメラマンのように愛情をもって傍観に徹したい。

noteは大人な場だから描けたマンガなんだと思います。
彼岸のヤマネの話も漫画というスタイルでまとめられたのは、自分にとっても救いでした。

過去には漫画を描いて編集部に持ち込んだりしていた時期もありました。いろいろあって漫画が嫌いになって、読む事もしなくなりました。
そんな自分がまた漫画を描くなんて‥‥。

でもそれは、漫画が好きだからではなく、表現することが好きなだけで、たまたま今回は表現手法として漫画が当てはまったということなのです。

面白くもない漫画でしたが、熱心に読んでいただける方もいて、描いて良かったと思っています。何か感じるものがあればこその漫画です。
もし今後、私の心が大きく動く出来事があれば18話を描く事もあるかもしれませんが、ひとまずこれにて「ご近所の野生」及び漫画活動は終了します。

なお、漫画は基本エンターテイメントであれと思っていますので、登場人物の見た目年齢と実年齢や、容姿などはかなりの誤差がありますので、ご了承ください(笑)。

7ヶ月かけて全17話、全部で84ページを描きました。

閲覧ありがとうございました。

‥‥そして、これからまたエルティの絵本物語を続けますが、エルティはこのような私の自然観の中で息づいているキャラであることを踏まえてご覧いただければ幸せです。

森の声


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