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羨んでいないで行動すること

ここ数日、Twitter(現X)のフォロワーさんが、推しと2ショット撮れた!とか、推しにファンレター渡した!とか知って、ぶっちゃけ羨ましい。と思った。

実は私にも推しが2人いる。

1人はトレイルランニングのプロ選手。
その推しはInstagramもやっているので、普段はどんなトレーニングしているのか、次はどんな大会に参加するのか、など選手としての情報が把握できるので大会会場に行けばお会いしてお話できる状況で『会ってコミュニケーションを取る』という点では困っていない。(大会ボランティアスタッフで直接交流があったり、共通の知人が複数いるって背景もあり)

問題はもう1人。
大手ゲームメーカーの某ゲームのプロデューサーさんだ。
正直こちらはかなりハードルが高い。

当たり前だけど推しとの共通の知人はいない。そして作品の顔役ではあるものの、個人の公式SNSがないことや、ネット上に出てくる作品などの公式情報でしか動向がわからないという、リアルにお目にかかれる接点が皆無である。

記憶に新しい事件といえば今年4月に、推しの所属する会社宛に脅迫文を送り威力業務妨害の疑いで逮捕された人がいる。それもあってか今年1月に開催予定だったファン向けの大型イベントが中止になったり、6月に行われた株主総会でも事前の荷物チェックが行われたりと、最近は推しの所属する会社の周辺では物々しい雰囲気がある。

そのような観点からも、お目にかかってサインいただきたいなぁ、とか写真一緒にとりたいなぁとかミーハー心を持っていても、物理的にお近づきになるのは非常に難しいんだろうな、と考えている。相手も警戒心もあるだろうし。(若い女子ファンやお子さんだったりすれば喜ばしいんだろうな、とか思ったりw)

そんな背景もあり、いまのところ『ファンレター』を会社宛てにお送りするしかないかなと計画しているものの、文章がうまくまとまらない(笑)あのゲームのこんなところが面白かったですよ、とか、開発大変そうだけどご自愛くださいとか。そんな印象に残らなさそうなことしか書けない自分の語彙力・文章力のなさに嘆いている今日この頃。そして、本人の手に届く前に事前のセキュリティチェックで該当部署の人に読まれちゃうんだろうなぁという恥ずかしさもあり。なかなか筆が進まない。

とりあえず恥ずかしさは面と向かっていないことをいいことにして、この夏にはなんとかファンレターを送りたい。

と、そんなことをボンヤリと考えていた先日のこと。

そのメーカー公認のアパレルグッズのお店(1年に数回、期間限定@京都でオープンしているお店)が、都内でポップアップストアを開催するとの情報を取得し。欲しかったTシャツがあったので、初日夜にお店に行ってみた。

その欲しかったTシャツも発見し、他のTシャツも見て悩んでいたところお店の方に声をかけられた。製品やサイズの詳細を教えていただいたりしている際に、お店に来た理由を訊ねられた。正直にこの作品のファンでと答え、推しもこのお店のTシャツを着用していた公式動画を視聴したことがあり、そのTシャツが素敵だったからそれがお店に来た理由だと伝えた。

その話をキッカケに店員さんからTシャツにまつわる推しのエピソードをいくつか教えていただき、腹の中はお祭り騒ぎだった。

うれしかったな~。

ちょっとした行動をしたことで知らなかったエピソードを知ることができた。それだけでも自分自身は半歩くらい前進したような気がしていた。

推しが読むかわからないし、読んでもなんとも思わないかもしれないけど、感謝の気持ちは伝えたいので、やっぱりファンレターを書こう!と決意したお店訪問であった。



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