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4人の子どもと会えた時に、伝えたこと

子どもと会えなくなって間もない頃は、自分は全く悪くないと被害者意識しかありませんでした。
少しずつ、本来の自分を取り戻していくと、「相手がすべて悪い」という気持ちから、子どもたちを悲しませてしまったのは、「自分にも責任がある」と思えるようになりました。

4人の子どもと会えるようになった時、悲しい想いをさせてしまったことを謝り、これから私が出来る事、関われることはしていきたいと伝えました。(それぞれの子どもに会えたきっかけは、後のブログでアップします)

そして、私への会えなかった時の気持ちや、今まで言いたかったこと何でもいいから言って欲しいと伝えました。
その中で三男だけは、「辛い想いはあまり感じなかったよ。お母さんに対して言いたいことはないよ」
と言われましたが、他の3人には「置いて行かれてどれだけ辛い想いをしたか、なんで無理矢理にでも連れて帰ろうとしなかったのか?」など捨てられたと言う気持ちが強かったのです。

私は、「決してそうではなかったんだよ。その時は捨てて置いてきたとは、思っていなかった。その時は、お母さんが精神的にも弱くて結果的には会えなくなってしまったんだよ。」と伝えましたが、子どもたちの心に大きな傷をつけてしまったのが分かりました。
10年ぶりに会えた時四男からも、「会うけど、お母さんのことを決して許した訳ではないから。」「学校行事の時など、俺だけお母さんがいない時の気持ちが分かるか?」などたくさん辛かったことをラインで送ってきました。
一番の被害者は子どもたちであって、自分だけが被害者だと思っていたのは間違っていました。


その時は辛くてどうしようもありませんでしたが、今では言いたいことを吐き出してくれたと思っています。
これから先どう関わり、その気持ちを軽減させていくことの方が大切だと思い、現在も4人の子ども達との関係を取り戻せるように考えて行動しています。

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