兵士というメンタリティー、やがては「知的」産業を支える<人材>のメンタリティーを査定するための知能指数という尺度は、特に20世紀のアメリカで猛威を奮いましたが、やはりアメリカで、前世紀の終盤から、これに代わる(というよりも、知能指数が差別的だという批判をかわすために用意された、別種の差別といった方が実態に近そうです)「心の知能指数 Emot
感染症の騒動が始まって間もなく、ソーシャル・ディスタンス (英語圏では social distancing) という言葉がよく使われるようになりました。これを日本語に訳すのは(社会学がもともとかなり厳格な意味で使っていたせいなのかもしれませんが)落着きが悪かったんでしょうか、「社会的距離」という訳語は好まれることがなかったようです。 一方、日本でも耳にする social da