marriage for all って要らなくないですか?そもそも婚姻制度っていらなくないですか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/36de52f8cfa25b14a8b61f53a43cd66850e39d0e/comments

このニュースを読んで思った事。

婚活支援だとか
新婚生活の補助だとか

国の結婚信仰は異様だと思ってます。
結婚をしないだけで社会的に抑圧される。
結婚圧力も、そういう圧力の内在化も全て要りません。

結婚したい人が全員結婚できる訳でもない。
結婚というゴールにたどり着いた一部の幸福(であろう)人に、補助を特別にする必要はどこにあるのだろう?

結婚せず、他人と共同生活を送ってる人にはなんの恩恵もない。一人で生活してる人にも恩恵がない。

そういえば、未婚一人親差別もひどい。
最近になってやっと寡婦控除の対象となった。
これら国の婚姻政策は全て「子は結婚して作るもの」という価値観が前提になってる。

そもそも婚姻制度は非常に文化的なものであって、各国がそれぞれ自由に制度を作れる事になっています。

例えば日本の場合、婚姻は夫婦同性で、男女のもので、ポリアモリーだとか友人との共同生活だとか、同性愛だとか、一夫多妻制、多夫一妻制だとか、そういうのは認められてない。多様なあり方が存在しません。

なぜ、結婚を行政が優遇する必要があるのか理解出来ないし、なぜ婚姻制度が国家に必要なのかも理解出来ません。
marriage for all運動すら、保守運動に思います。

現実的に相続とか含め一定の共同生活を保証する必要があるのであれば、結婚という言葉を用いないでほしいです。「民事連帯契約」でいいです。

「結婚した」とかは、本人たちが勝手に言っていれば良いと思います。

文化的な狭苦しい概念なんだから。
私も将来は、いわゆる「結婚相手」とは別の人と生活をともにするかもしれません。将来の事は何もわかりませんが。

友人同士での生活は何も支援されないのに、なぜ特定のカップルだけ行政支援を得られるのだろう。「関係性」はそんなに重要なのだろうか。

ということで、私は婚姻制度にも、既存のmarriage  for all運動にも、批判的です。

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