利益のその先を共有する
利益ばかり考えて、
そこで働く人の心について
考えない会社が多いように思う。
それは、
経営層になんのために…、
会社の経営に対する、
あり方が共有されていないから。
額縁に入れられた理念などは、
あるよ。
ただあるだけで、
共有されていない。
利益のその先が共有されていない。
こんなことを書いていると、
「お前は甘いよ、結局利益を出さないといけないよ!」
と言われるかもしれない。
利益を追求することは悪いことではないし、
当たり前のことであることを前提として…。
しかし、
「社員が退職しても、企業だからまた採用してどうにかなるよ。」と、人を入れ替え可能な部品のように接する人がいる。
部品として入れ替えてもね、
そこで働いている人の心は、
この会社は、
人を大切に出来ない病気にかかってしまっていると感じてしまう。
利益が優先され、
人を大切にできない風土が前面に出ている会社は、
これからの時代生き残っていけないように思う。
利益を優先しすぎると、
いつも最後は弱者にしわ寄せがくる。
時代は大きく変化しているのに、
人口が減少しているのに、
いつまでたっても人口が増える、
物が売れる、
経済が成長し続ける…。
この価値観で利益を追求すると、
人のことを大切にしていては、
利益が出ないと思い込んでしまう。
だから、サービス残業をしなければならない…。
高度経済成長の時は物を作れば売れるから、
それなりに給与も処遇されていたけど…。
人口が減少していく時代には、
新しい価値観が必要だと最近特に感じます。
そして、仕事は面倒くさいことを丁寧に紡いでいかないと
うまくいかない。
面倒くさいと思った瞬間からミスがはじまる。
大きなことではなく、
小さなことが大切なんだ。
いろいろ書きましたけど、
「人を大切にして利益を出すことはきっとできる。」
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。