世界は、あなたに何を期待している？

自分自身を知るための時間を確保できているのだろうか？

「あなたは、何者ですか？」

別にたいそうなことを言う必要もないし、
いつもあなたがしていることは何なのか？

「あなたは、何者で、何をする人？」

「何が好きで、何をする時が楽しい？」

時間を確保して、定期的に自分の心を、感情を観察し続ける。

毎日処理できない情報に飲み込まれ、
変化が大きく、
先行きが不透明な時代だからこそ、
自分の心を定点観測する意味がある。

そうでないと、永遠にまわりに流され、
自分の望む場所へたどり着くことはできない。

会社の人たちや、出会う人たちと話していると、
ほとんどの人はそのような時間を取っていない。

仕事のこと、会社の業績、会社で起こっている問題や人間関係、
政治や、もしくは芸能人の話題、
そうした事柄を批判したり議論することばかり…。

あたかも、批判したり、議論することが、
自分が何者であるか証明することのように…。

でも、批判したり、議論しても決して自分が何者であるかはわからない。

自分自身が何者であるかわからないうちは、
相手を理解することはできないし、
ましてや世界を理解することもできない。

以前、このような質問をされて、ハッとした経験があります。

「世界は、あなたに何を期待している？」

世界の前に、自分自身を理解していないと答えられない…。

だから、私たちは自分自身を知るための時間を確保する必要がある。

確保するためには、どうすればいいのだろう？

『世界は、あなたに何を期待している？』

毎日処理できない情報に飲み込まれ、
変化が大きく、
先行きが不透明な時代だからこそ、
自分の心を定点観測することに価値がある。