雑感~答えのない時代~
いい学校へ行って、
いい会社に入ると幸せになれる。
いろんな表現があるけど、
なんかこんな空気感に支配されていた。
情報が少なかった。
むしろ、情報が統制されていた。
これは、これで、
生き方に迷うこともなく、
前に進めばいいので、
幸せだったかもしれない。
また、社会も終身雇用制などで、
いい学校へ行って、
いい会社に入ることを推奨していた。
しかし、今は様相が変わってきている。
答えが用意されていない時代になっている。
答えが用意されていた時代を生き延びた人が、
答えが用意されていない時代に生きている人に対して、
何を伝えることができるのか…。
手のひらのスマホには、
真偽のわからない膨大な情報が流れ込んでくる。
用意された答えは、
必ずしも私たちを幸せにできない。
答えを、
自分なりの答えを創る時代…。
答えなんて人の数だけあるかもしれない。
自分なりの答えを思い描き、
その答えを自分の人生の正解とする時代。
ロールモデルがない時代。
2007年に生まれた日本の子どもの半数が100歳まで生きる、
人生100年時代…。
答えなんてどこにもない。
それでも私たちは生きていく。
あり方で生きる。
笑顔で心穏やかに命を輝かせて生きる。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。