枕元には開いたままのアンデルセン 
わたしのお靴はあなたの舌が 
とびきり綺麗に磨いてくれるから 
いつまでも わたし 部屋から出られない
 
調律を忘れたままのオルゴール 
わたしのお耳はあなたの声が 
いやらしく優しくなぞってくれるから 
いつまでも わたし 部屋に隠されてる

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