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子宮頸部高度異形成でレーザー蒸散術の手術を受けた。

現在わたしは31歳。

20代前半から
かれこれ約10年弱、
健康診断で言われ続けてきた事がある。

「子宮頸部異形成」。
詳しくはググってもらえれば分かるけど
要は、

「子宮の細胞に普通じゃないヤツがいて
このまんまいくとガンになるかもしれないし
ならないかもしれないよ」

っていうもの。

年に一回の健康診断で
2年に一度は引っかかってました。

これが引っかかるとどうなるかというと、
まずは専門病院で再検査を受け、
その結果、よほど悪くなければ
すぐに手術やら薬やらって話にはならず、
基本的には「経過観察」。
数ヶ月に一回また見せにきてねってなる。

異形成の場合、
自然と身体の免疫で排出されたり
問題ない細胞になることもあれば
それがガンになることもあるから
定期的に様子を見ていこうねってことらしい。

ステージでいうと

軽度異形成

中度異形成

高度異形成

ガン

てかんじ。

わたしの場合ずっと軽度異形成で、

「今年は問題無し」
「問題あり、経過観察」
「今年は問題無し」

なんてやりとりを
10年弱繰り返してました。が、

30歳になった歳、
はじめてステージがあがってた。

「高度異形成」。急かよ。
もういっこ進むとガンになるよってところ。

病院からは相変わらず
「経過観察」と言われたけども、

いやいや、
あと一歩でガン細胞になりえるんでしょ?
精密検査の帰り、車の中で怖くて泣きました。

で、

「いい加減 “経過観察”続けるのもウザったいし、
そろそろ子どもも作りたいし、
何より、もう一歩でガンになるかもなのに
放っておくなんて怖すぎる。」

ということで
夫と話し合った結果、

レーザー蒸散術の
手術を受けることに。

これまたググってもらえればわかりますが
その名のとおり、
子宮頸部をレーザーで焼いて
異形成の細胞をやっつける手術です。

手術は日帰り。
当日、お昼頃に病院につくと
「トイレで入れてきて下さい」って
座薬タイプの麻酔を渡された。

自分で座薬〜?!
と思いつつ
なんとかトイレで入れました。

そこからは夫と別れ、
先生と一緒に手術室へ。

人生で初めての手術、
仰々しいものをイメージしてたら
全然ちがくてビックリ。

手術着的なのも渡されず、
私服のまんま手術室に入って
下だけ脱いで手術台へ。
女の先生が2人いて、
部屋の中には
今回の手術内容を書いたホワイトボードとか
医療器具が置かれた台とかがあって。

中でも一番びっくりしたのが
BGMがaiko w w w
ポップすぎん?!と思いつつ
知ってる曲が流れてきたので
リラックスして受けることができました。

手術自体はあっという間。
子宮の中を消毒して
レーザーの機械いれて
ビビビッて焼いて
(流石に痛かったっす)
消毒しておしまい。

痛み止めは多分ほとんど効いてないけど
まぁ帰りもなんとか普通に歩けました。
費用は保険適用で1万円切るくらい。

その後は、現在も定期的に
経過観察を続けています。

2020年10月の手術後
2021年4月頃に
一度再発しましたが(ツッコむところ)
2021年9月の出産直前の検査では
異常なしでした。

効果の程は正直不明ですが、
気持ちの面での不安要素を
少しでも取り除くという意味では
おすすめです。

今後も長いお付き合いになりそう…

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