100億円トレーダーさんの移動平均線(MA)の「収束」と「拡散」のタイミングについて①
今回は移動平均線の収束と拡散について記事にします。
先日100億円トレーダーさんがTwitterで以下の投稿をしていました。
この投稿を見て疑問に思ったのが100億円トレーダーさんはどのタイミングでエントリーしているのだろうということです。
投稿を見ると100億さんがエントリーされるのは、「『収束』から『拡散』に変わるポイント」、「一方の勝ちが確定するタイミング」ということですが、それは具体的にいつなのでしょうか?
1H足MAと4H足MAの乖離率を測るインジケーターでも使用されているのでしょうか?
真相はわかりかねますが、100億円トレーダーさんのツイートから推測してみたいと思います。
まず、結論から先に書きます。
それはMAの向きです。
100億さんは4H足MAが下向きの中で1H足MAが上向きであるような方向感の相違、対立を「戦争」と表現されています。
つまり、MAの向きが異なる状況を「戦争」と呼んでいます。
逆に向きが揃っているところを「売り手の勝ち」、「売り手の勝利確定」としています。
ということは、向きが揃うポイント、上の画像で具体的に言うと「1H足MAが下向きに変わるポイント」でトレードすれば良いということです。
1H足MAが下向くタイミングについては以下の記事で詳しく説明しているのでご覧ください。
また、別のツイートでは以下のようなものがあります。
このツイートで注目してほしいのがこの画像です。
よく見ると、エントリーポイントは1H足MAを下抜けて逆に上から抑えられてくるところの安値更新です。
よって、ここで収束から拡散のエントリー条件として次の2つが仮説として考えられます。
・1H足MAが下向きになること
・1H足MAが上から抑えること
さらに、以下のようなツイートもありました。
このツイートで特に注目したいのが以下の画像です。
そうです。
売り手の勝ちが確定したところとは、上の図の白い部分のみとおっしゃっており、灰色の部分はトレードしてはいけないとおっしゃっています。
灰色の部分とは、4H足MAと1H足MAに挟まれた部分で、白色の部分は1H足MAよりも下の部分ですから、100億円トレーダーさんがエントリーするのは1H足MAよりもレートが下方に推移した時と言うことができます。
理想は1H足MAが上から抑えてくるワンクッションポイントなのでしょうが、レートが1H足MAを下回ってくればエントリー可能ということです。
よって、100億円トレーダーさんのMA収束拡散エントリー条件は以下の2つと推察できます。
・1H足MAが下向きになること
・1H足MAより下にレートがあること
(1H足MAが上から抑えてくるとベター)
もちろん、実際のエントリーはその他の条件も考慮して総合的に判断しているはずです。
あくまでも、上の条件はMAの収束拡散の判断条件です。
では、次回は実際に上の条件を100億円トレーダーさんのトレードで確認してみましょう。
はい、ありがとうございました。
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