画風のルーツ
ありがたいことに、学生芸人時代から今日に至るまで、いろんな人に「堀川のフリップの絵ってかわいいよね」と言ってもらえる。
うれしいね。ぐふふふふ。
…その割に「堀川のフリップの画風って誰に影響を受けてるの?」みたいなことを聞いてくる人はほとんどいない。
(※影響を受けた芸人についてはしょっちゅう聞かれる。その都度ハリウッドザコシショウさんの名前を出して驚かれる。)
今日は、画風の影響を受けた人を列挙していこうかと思う。
①見山博
ジュニア版ファーブル昆虫記の挿絵を担当されていた人。
昆虫の特徴は残しつつ、絶妙にキャラクター化する技法はこの人から学んだ。この人から学んだものがなければるるぶキッズに昆虫の記事の連載をさせてもらえてないかもしれないと言っても過言ではない。
②西原理恵子
毎日かあさんの作者。
父親が西原理恵子さんの漫画が好きで、家に何冊か本が置いてあったため、小学校の頃よく読んでいた。
当時の西原理恵子さんは超過激探検実録漫画「鳥頭紀行」という漫画を出していた。知らない人のためにざっくり説明すると「西原理恵子さんのゆるい画風で書かれるクレイジージャーニー」だと思って貰えば差支えないかと。
人物のキャラクター化、そしてゆるい画風で毒の強いことを言えば面白いという感性はここから学んだ。
③蒼樹うめ
ご存知魔法少女まどかマギカのキャラデザイン担当。
蒼樹うめ先生のひだまりスケッチが好きで、よく読んでいた。キャラクターの顔の書き方(俗に言うへちょ顔)とかは、めちゃくちゃ参考にしている。
あと個人的な話だが、ひだまりスケッチの最新刊で、主人公ゆのの高校最後の文化祭が終わってしまって、寂しさがすごい。
④あらゐけいいち
日常の作者。
大学生入ってまだ友達が少なかった時にずっと見ていたアニメなので、思い入れが強く、色使いや顔の輪郭の書き方は結構参考にしている。
なんかごちゃごちゃ書いたが、要するに僕のフリップの絵は「ファーブル昆虫記と毎日かあさんとまどかマギカと日常の混ざった画風」ということだ。
歪すぎるキメラ。
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