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ティーヌから柳ヶ瀬舞さんへ #LGBTQA創作アンソロジー リレー日記

1. 挨拶と近況

ご無沙汰しております。ティーヌです。今年初めての「夏日」と言われている日に書いています。在宅勤務が定着しまして、やっぱり毎日の課題は運動不足。とにかく日本酒が大好きな私は、糖尿病も怖い。なのでちゃんと対策したいと思うのですが、まあ愚直にネットで推奨される運動量を検索すると、

・できれば毎日、少なくとも週に3〜5回

・1回20分以上、一週間に計150分以上

・きついぐらいの全身を使った有酸素運動

・追加して、週に2〜3回の筋トレ

と、なかなか凡人には越えられないほど高いハードルが現れる。「運動する人」にジョブチェンジする感じじゃん。

健康とは、お金と時間の余裕がある人しか得られないということを、本当に、思い知らされる日々です。

2. えるれさん『唯一の人』

男子高校生の佐伯は、偶然、クラスメイトの近橋がゲイビデオを見てマスターベーションをしていることを知ってしまう。

誰にも言わないでくれという近橋の頼みを、佐伯は受け入れる。それまで同じクラスと言うだけで特別接点がなかった2人が、それをきっかけに、距離が近づくのだが。。。

日本の高校の閉鎖的な、異性愛至上主義/恋愛至上主義の雰囲気を思い出して、胸が痛くなってしまう。自分の理解者は存在しないと思い詰めていたあのとき、そして、理解してくれる人が現れたときの、藁にもすがる思い。

2人は涙ながらに自己開示してゆくのだが、この若者のエネルギーに圧倒されてしまう!自分の話を聞いてくれる人というのはとても素晴らしいことだ!そして目の前にいる人間が自分の話を聞いてくれるはずだと希望を持っているのも、また素晴らしいことだ!そんな明るい世界を描いている作品です。

3. 最近触れたおススメのクィアコンテンツについて

最近初めて、日本のテレビドラマのブルーレイボックスを購入しました。テレビ東京『コタキ兄弟と四苦八苦』です。脚本家のファンの友人からオススメされて視聴し、即購入。脚本は、『逃げ恥』『アンナチュラル』等を手がける、野木亜紀子さんです。

「古舘寛治と滝藤賢一が兄弟でレンタル親父する」とかいうあらすじだけ見てた時は、大して興味ありませんでした。社会問題や、伝統的な家族ではない人々の生活を描いたりするんだろうなー、と想像していたところ、いやいや、フェミニズムど真ん中の作品。

みなさんには是非、第8話を見ていただきたいです。

「レンタル親父」は女にはできないという社会の問題もきちんと描いているし、そして、レズビアンやバイセクシャル女性の思う「自分が男だったら、全部問題ないのに!」という血迷いごとを、きちんと血迷いごととして描いている!テレビドラマがこんな作品を放映してたとは!!知らなかった!!!

4. 宣伝

『読書サロン』は、毎月1回、開催しております。現在は、オンライトオフライン両方で開催しています。直近ですと、4月17日にパトリシア・ポラッコ『ふたりママの家で』読書会を行います。初めての絵本の読書会です!詳細はリンクよりご覧ください!

それから益岡さん主宰の「ますく堂なまけもの叢書」の新刊、『アナーキー・イン・ザ・寂聴』に、私も参加しております。学びの大変多い対談でした。是非お楽しみください〜!

5. バトン

益岡さんからのお題「コロナ禍における読書会開催」について。そう。ご紹介いただいた&前述の通り、読書サロンは、zoomで開催や、zoomとオフライン会場併用したりして続けております。

ええっとまあ、最初に私の将来の夢をご説明しますと、第一に「パトロン」というものがあります。日頃人文の力の最大の支援者でありたいと思っておりまして、不要不急なものにこそ価値があると信じています。

また昨今の感染症拡大は、明らかに人災、あるいは政府の失策。ラッシュ時間に電車に乗らないとか、対面の会議や会食をしないとかいうのは、個人ではなく組織の責任です。

そういう主義主張といいますか、信仰上の理由があるものですから、緊急事態宣言中も、プライベートでは映画館にも劇場にもクラブハウスにも通っておりました。なので、本当は、読書会も世間の風潮を無視して、いつも通り続けたい。とはいえ、会場や参加者にご迷惑をかけることは避けたい。

多くのイベントの主催者さん、会場の運営者さんがたくさん悩まれてきたと思います。しかし、このステイホーム中の全ての皆さんのストレスと仲間への感謝と連帯は、メーデー、そして、次回衆議院選挙で存分に具現化されることだろうと思います!!

柳ヶ瀬舞さんへのご質問ですが、「ラジオ・ポッドキャストについて」です。最近、私は、ラジコやSpotifyをやっとインストールしたのですが、柳ヶ瀬さんは使っていますか? オススメの音声メディアなどがありますか?

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