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【日本版と海外版の比較】海外版のルームは5階まで建て増し可能

 日本版では2017年12月に追加されたルーム機能は、多くのゲームで同じような機能を見かけるので取り立てて特筆すべきことは無いように思えます。しかも残念なことに、最ラブのルーム機能はこの種の機能を持つゲームの中では平均的な出来とは言え艦船擬人化ジャンルの中で比較すると『アズールレーン』の寮舎が家具の種類・Q版(ちびキャラ)のリアクションの豊富さなど余りにも完成度が高すぎるため、はなはだ見劣りするものになってしまっています。

 特に海外版(タイトル画像は繁体字中文版)で適用されている複数のアップデートが日本版では適用されていないため、日本版のルームは余計に時代遅れになってしまっている感が否めません。そこで今回は、日本版と海外版の比較を交えつつゲーム内のルーム機能の特徴を取り上げたいと思います。

 ます、日本版と海外版で共通の仕様は以下の通りです。

ルーム内には3〜5人を配置可能(4人目以降は課金額に応じたVIPランク6・9でそれぞれ解禁)。
疲労の概念は無いので、ただ配置するだけ。出撃や遠征でルームに配置したキャラが出せなくなることは無い。
家具を設置すると、種類に応じて艦隊の能力が強化される。上げ幅は家具により異なるが、同じカテゴリの家具は価格が均一なのでインテリア性でなく上げ幅の高い家具が優先して購入される傾向が強い。
ルーム内に設置した家具の個数により「デコ点数」と言う評価点が付けられる。この数値は日本版では特に意味が無いが、海外版では建て増しによるルーム追加の条件となっている。
時間が経過すると部屋にゴミが溜まって行くので、定期的に掃除しなければならない。1回掃除すると15分間は「クールタイム」となり、連続して掃除するにはダイヤの消費が必要。
清潔度が何のステータスに影響を及ぼしているのかは不明。
フレンドの部屋を訪問して1人につき1日1回掃除を手伝うことが出来る。3部屋の掃除手伝いがデイリーミッションにあるので重要。

 補足として、ルームに配置したQ版の衣装はメイド服で手に箒を持ったものに統一されており、アクションは一律でノーマル(歩行)・お掃除(笑顔、歩行中にクリック)・居眠り(お掃除中にもう一度クリック)・じたばた(ピンチして強制移動)の4種類となっています。

 海外版では、2018年春から順次行われたアップデートで日本版に比べて以下のような変更がありました。

課金により最大5階まで建て増しが可能。例えば2階を追加する場合、その条件は「デコ点数1000以上、ダイヤ2000消費」となっている。
フレンドのルームを訪問した時に「いいね!」が付けられる。1回ごとに1万コインのボーナスが入るが、1日に付けられる回数には上限あり。
「カフェ」「教室」などテーマごとの家具を全部揃えるとボーナスポイントが付与されるようになった。例えば「カフェ」テーマの家具25種類を揃えると艦砲攻撃が+3000される。
Q版の解像度がアップしている。じたばた状態で目が「××」なのが初期の低解像度で、アップデート後は「✨✨」になる。

 中国大陸版『艦姫』ではWeChatや微博でルームのスクリーンショットに吹き出しを付けて会話を指せる形式の漫画「艦姫少女的小屋日常」(第9話)も公開されており、ルーム機能の宣伝に力を入れていることがうかがえます。

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