立地が悪い蜘蛛の巣と最高の立地を選んだカエル

掃除をしていたら、室内の玄関に小さな蜘蛛の巣がありました。
玄関を開けた瞬間に入ってきたのでしょうけど、場所がとても悪いです。

窓を締め切っているために、虫が入ってくるのは玄関ドアが空いた瞬間だけ。
いつでも一定の温度だから過ごしやすいのでしょうけど、肝心の虫を捕まえることは出来ません。

小さな蜘蛛の巣はあっても、蜘蛛は見かけませんでした。
生き残れなかったのでしょう。

そんな話を妻にしたら、昔住んでいた賃貸アパートのことを思い出していました。
ものすごい賢いカエルが居たのです。

暗くなってくると、賃貸アパートにある小窓の外にカエルがやってきます。
明るい室内の光に誘われた虫、小窓に集まってくるのです。

カエルは動くこともなく、目の前に現れた虫を食べ続けるのです。
満腹になったカエル、小窓から地面へとあっという間に落ちて逃げるのでした。

カエルは地面から小窓に移動するだけで、簡単に虫を食べることが出来ます。
この賢いカエルの様子、夫婦で夜に観察して楽しんだことがあるのです。

あの賃貸アパートに住み着いたカエル、無事に生きているのでしょうか。
もし、大きなカエルを皆さんも見かけたら、近くの窓に張り付いて食事をする賢さを持っているかも。

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