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PHSの雑学講座

スマホやガラケーが無線通信をしている事、忘れている人の事を知りました。
また、構内PHSもコメントがあったので、記事のネタにします。

基本的に無線通信機器、最低2つの機器が必要になります。
人間が会話するとき、最低でも二人が存在しないと会話が成立しません。

人間の会話は3人でも可能ですが、これは無線通信機器でも同じです。
スマホやガラケーやPHSも同じですが、1対多数、1対1の通信方法があります。

1対多数、これは基地局とスマホやガラケーやPHSの関係になります。
1対1、分かりやすいのは2台のトランシーバーの関係でしょうか。

あまり知られていませんが、PHSにもトランシーバーとして使えるような規格でした。
事前に設定したPHSの本体2組でトランシーバーとして使えます。

PHSの規格は、携帯電話として使えるモードと、建物の中でコードレスフォンとして使えるモードがあります。
私は直接解析していませんが、構内PHSはコードレスフォンのモードで動いていると思われます。

携帯電話として使えるモード、PHSは停波してサービスが終了しているので使えません。
構内PHSがいつまで使えるのか、よくわからない状態です。

調べてみたら、PHSは2005年に規格が変更されていました。
この規格に対応していれば、今の所は使い続けられるみたいです。

PHS機器が15年以上も使い続けられる事は珍しいので、ほとんどの場合はそのまま構内PHSが使えると思います。
総務省が電波の管理をしているので、総務省がPHSを使用禁止にしない限りは使い続けられます。

PHSの後継として、無線LANとスマホを組み合わせた方法があるみたいです。
構内PHSのように安く運営できるのか、私には分かりません。

病院内で通信機器を使う場合、2つの事が心配です。
医療機器への影響と消毒への対応です。

医療機器への影響、無線通信部分が他の機器に影響を与えにくいスペクトラム拡散になっています。
以前より桁違いに安全です。

昔の携帯電話のように医療機器のペースメーカーに電波が悪影響するような事は考えにくいです。
それでも人命に直結しますから、ペースメーカーの近くで通信機器は使わないほうが良いです。

もう一つの消毒への対応が厄介です。
病院ですから、スマホへ毎日何回も消毒が必要になります。

防塵防滴の機能は必須ですし、忙しい病院内で大きくて重いスマホが受け入れられるか分かりません。
相当しぶとく構内PHSは生き残るのではないかと思います。

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