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第4節 vs名古屋 〜今こそ己にベクトルを〜

0.はじめに 清水勇人に全部の怒りをぶつけるのではつまらない。多分他の誰かがやってるだろうから、そこの役割は任せることにする。なので、ここではできる限り筆者自身の言葉でこのゲームを振り返りたい。 1.Preview1-① 名古屋  最終ラインをはじめとした大幅なメンバーの刷新はチームの土台そのものの構築に大きな影響を与えた名古屋は鹿島、町田、新潟と3連敗を喫した。とは言え、負傷者が戻り徐々に内容は上向きに向かっているのは確かで、柏戦はその積み上げたものが各局面に出たゲー

    • 3節 vs京都サンガ 〜勝った。それだけ。〜

      0.はじめに昨年末に苦杯を舐めた京都の地。あの時の虚しさを払拭すべく、今年も亀岡の地にやってきた。 1.Preview 1-① 京都サンガ  ホーム京都はこのゲームを迎えるまでリーグ戦W1-D1-L1。曹貴裁監督の目指す方向性は一貫しているため、キャッチしやすい点ではあるがここまでのゲームで見せた姿勢と、このゲームのスタート11人を合わせた時の狙いについてみていく。 ・保持  特徴的なのは前線3枚の流動性と、早いタイミングで高い位置を取るSBである。長いボールを使い

      • ACL QF vs山東泰山 〜マリノスが探しているもの〜

        0.はじめに アジアのベスト4。なかなか破れなかった、たどり着くことができなかった領域にたどり着いたマリノス。四苦八苦しながらも壁を破った準々決勝・山東泰山戦を振り返る。 1.Preview 1-① マリノス  直近のリーグ戦では、ホームで福岡に敗れたマリノス。 意図の見える敵陣での振る舞いは印象的であったものの、フィニッシュ局面での手数や、後半に仕掛けを用意していた相手に対しての対応は拙く、選択肢は多く持ちながらも、交代カードによる変化による効果には、生煮え感が否め

        • 第2節 vs福岡 〜"now loading"のその先に〜

          0.はじめに はい、もうこんな結果なので手短に行きますよ。 よーいどん! 1.review  1-①マリノス  劇的な結末を迎えた開幕クラシコから中4日で迎える最初のホームゲーム。 スタートのメンバーは予想通りである。中盤は山根陸とナム・テヒを合わせた4-3-3をチョイスした。これは、アンカーの喜田を抑えられた時に前進経路を確保するためのチョイスで、山根陸の剥がす上手さを活かしてのものだと思われる。また、左ボランチ脇での引き出しから局面を広げられるナム・テヒの起用も頷け

        第4節 vs名古屋 〜今こそ己にベクトルを〜

          開幕CLASICO 〜歴史は繰り返す〜

          0.はじめに ついに開幕ー  いや、ACLがあったので、僕らとしてはもう始まっていたけれど。  ただ、Jリーグというタイトルは、シャーレという戴冠は、特別な重みがある。そのことを痛感させられた昨シーズンを経て、奪還を目指す今季の初戦。 相手は日産時代からのライバルである東京ヴェルディ。  31年前と同じ国立(改修はしたけど)、同じカードでの幕開けは「あの日あの時あの場所」にはいなかった、それどころか生まれてすらいなかった自分にとってもエモーショナルな対戦カードであった。

          開幕CLASICO 〜歴史は繰り返す〜

          ACL round 16 vsバンコクユナイテッド 〜航海のはじまり〜

          ご挨拶 (お時間のない方は、前置きをすっ飛ばして本編からお読みください)  大変ご無沙汰しております。 とっくに明けてました。おめでとうございます。  25日に国立での開幕戦、ヴェルディとのゲームに向けて帰省してます。  いやぁ、航空便が高いのよ。セールとはいえ、繰り返したら大変な出費。あぁ、経費で落ちないかな〜なんて妄想をほざいてる取り憑かれたサッカーオタクNOT FOUNDです。  はい、というわけで。早速、、、と行きたいところですが、その前に。  はじめてご覧

          ACL round 16 vsバンコクユナイテッド 〜航海のはじまり〜

          2023マリノスの歩み~すべての重力に対峙する~

          はじめに 「疲れた。」 リーグ最終節の京都戦後、友人とLINEで会話した時、最初に出たのはその一言だった。  一応、ピッチで起きていることを客観的に冷静に捉えてきたつもりだった。それは、「Anchor」で喋ることを見越してというのもあるし、自分がプレーする際の参考にしようという、そんな狙いもあってのことだ。だけど、今年はそんな思いをはるかに超えて、持っている感情の両極端にブンブン振り回されてしまった。そんな気持ちがもろに言葉に出てしまった。  マリノスにとって、この202

          2023マリノスの歩み~すべての重力に対峙する~

          note はじめました

          はじめに  NOT FOUND、note 1発目。  いきなりマリノスの振り返りとなると、「誰やねん」となりそうなので、 初稿は自己紹介から始め、そのあと今後について。 どうか、どうかお手柔らかに。 NOT FOUNDとは何者か 簡単にこれまで経歴を。 小1~ 実は野球少年 友人の影響でサッカーも好き。 当時のアイドルはロナウジーニョ。 (ちなみに、友人はベッカムのファン) 2010年 中村俊輔マリノス復帰。 身近なチームに大好きな選手が帰ってきたこと、これは大きな出

          note はじめました