2023年を完走した感想
明けましておめでとうございます。
初記事です。
本当は2023/12/31までに上げたかったんですが間に合わなかった。
自分のことについてこういう形で綴るのは高校生か大学1年生以来なので(当時は個人サイト全盛期で、例に漏れずブログを書いたりしていました)、軽く10年ぶりになります。
思った以上に140字に収めることに身体が慣れてしまっていて、無理に長文を書こうとすると見苦しいものになりそうですが頑張ります。
何故10年ぶりに重い腰を上げてこんなものを書こうと思ったかと言えば、
2023年が自分史上最も激動の年であり、
その1年で何を感じたか、記録に残したいと思ったから。
長くなるので詳細は割愛しますが、
(いつか同じ思いをしている/しそうな人達のための記事を書きたいなぁと思っています。いつか……)
"自分の住む場所と、ほとんど全ての荷物を失う"という強烈な経験をしたのが今年の年始にかけて。
死んでしまった方が楽なのではないかと本気で思うも決心はつかず、
警察と弁護士と行政と、家族友人会社の先輩etc...の力を借りつつ、安全を確保できる環境に身を置けたのがそこから半月ほど後。
(皆様その節は本当にありがとうございました、お陰様で今日まで生きております……)
そんなこんなでこれまでと全く異なる環境に身を置いて1年間過ごして、感じたのが以下の3点。
・自分って思っていたより心穏やかに過ごせるじゃん!!
・自分の意思で行動できるって楽しい!!
・物が少なくても意外と大丈夫だわ!!
以下、自分の思考整理ついでの自語りが続くので活字に飢えている人だけどうぞ。
①自分って思っていたより心穏やかに過ごせるじゃん!!
私は、元々物凄く感情的になりやすい性格でした。
何か嫌なことがあってもギリギリまで我慢して、
ある日急にヒステリーを起こして泣き出す。
他人から諭されると人格否定をされたと感じ、
相手の話を完全にシャットアウトして
「そっか、じゃあ私なんていなくなればいいんだね」と本気で言う。
といった、冷静な話し合いなんて到底できないような人間でした。
勿論、友人知人の前では外面は取り繕うものだと思っていたのでそこまで激しい感情を表に出さないように気を付けていましたが、
(とは言え急に不機嫌になったりする面倒臭い奴だったはず。ごめんなさい)
家族、恋人といった近しい人間の前では感情を表出させることが普通だと、正義だと本気で考えていたため、
かなり手に余る存在だったと思います。
(ちなみにこの考えが幼少期からずーーーっとあったので、
感情の揺れを表に出さない人のことが最近まですごく怖かったです)
元恋人と付き合っている中で、
「あ、これ感情的になったら終わるわ」と実感して
いきなり叫び出すような激しいヒステリーは直ったんですが、
半年に1回はえげつない喧嘩(?)をして泣き続けて、
目をバチボコに腫らしながら会社に行くような生活をしてました。
「これ死んだ方が楽になるのかなぁ」と思うことも1度2度じゃなくあって。
とは言え勿論楽しいこともたくさんあったので、
本当にジェットコースターみたいな感情の起伏で過ごしていました。
で、今年はずっと一人暮らししていたんですが、
・急に死にたいと思うことが(生活が落ち着いてからは)本当に1度も無かった
・涙を流したのは映画を見た時だけ
(ゲ謎はいいぞ。あと新作ゴジラでボロボロ泣きました)
・そもそもメンタルの波が今までの比じゃないくらい安定している
ということに気付きました。
学生時代もかなり感情の起伏が激しかったことを考えると、
過去一レベルで心穏やかに過ごせた1年だったんじゃないかなと。
・人に気を遣わず、自分の好きなことを好きなタイミングでできたこと
・人の感情に振り回されることがほとんど無くなったこと
・何か嫌なことがあっても自分の機嫌を取る行動ができ、感情を収束させられたこと(→②に繋がります)
・定期的に友人と遊んでガス抜きができたこと
が大きかったなぁと振り返って感じています。
裏を返せば、自分が心穏やかに過ごすためには上記の要素が重要なんだなと実感できました。
そんな快適な生活を送れるようになったことで
急に負の感情を爆発させることは無くなったものの、
良くも悪くも感情がすぐに顔や態度に出るところは変わっていないので、
もう少し落ち着いた人になることが今年の抱負です。
急に破顔しながら両手を上げて「ヤッター!」って言うアラサー、嫌じゃない?
② 自分の意思で行動できるって楽しい!!
高校時代から、
「女子高」で「彼氏なんていたことない」のに
友人から「ダメ男製造機」と言われていました。
「何をされてもニコニコして許しそうだから」
「好きになったら何でもしてあげちゃいそう」
という理由だったようで、当時はえ〜そんなことないよ〜って返しましたが、
その友人の見立ては間違っていなかった。
人と付き合うとめちゃくちゃ影響を受けるし、
頼まれたら何でもやってあげたくなるし、
とりあえず相手のやりたいことを最優先でやる!
というスタンスで常に動いていました。
まぁそんな生活をしていたらすぐに息切れするのは目に見えていますが、
時々褒められるだけですぐに回復していたので
物凄く燃費の良い尽くし女が出来上がっていました。
年初にひとりで暮らし始めて、もう誰の影響も受けなくて良いんだと思う反面、
本気で自分が何をしたいのか分からず大混乱したことをよく覚えています。
今までの友人関係でも「任せるよ〜」とか「好きなだけ〇〇していいよ」とか
「私はめっちゃ楽しいけど君達もちゃんと楽しめてる!?」とか(これは本当に言った記憶がある)、
自分の判断に一切の自信が無くて、
ずっと他人軸に合わせようと動いていた気がします。
気を遣っているつもりだったけど、逆に相手に気を遣わせてしまっていたと今なら分かる。
で、そんな中で友人と話していた時に、
ぽろっと「一人旅したいな」って口から出たんですよね。
私が筋金入りの方向音痴だったこともあり、今まで許されてこなかった1人での遠出。
自分のことを止める人がいなくなり、友人達からは全力で背中を押された今、やるしかなくない!?と一念発起し、
JRの「どこかにビューーン!」という旅ガチャシステムを使って長野に行ってきました。
結果、トラブルも道に迷うことも無く、雰囲気の良い旅館に泊まってアッツアツの温泉に入れて、音ゲーの行脚も付けられ……と、
めちゃめちゃ充実した温泉旅行になりました。
この経験で「私って1人でもちゃんと行動できるじゃん!!」という結構大きな自信がつきました。
(いやマジでこれまでの人生で自分1人で判断して行動するってことが無かったんです……)
そこから完全に考え方が切り替わり、
自分ってこういうタイプだから……とか、
どうせできないからやらない方がいいよな……とか、
気になっていたのに先入観で手を出してこなかったことに色々と挑戦してみました。
人生で初めて〇〇した!ってツイートをめちゃくちゃした気がする。
そうすると、意外と自分にできることって多いってことに気付けました。
勿論本当に向いていないこともあったけど、
それも見極める機会が無ければ一生気になったまま過ごしていたわけで。
自分の向き不向きを確認するという意味でも、すごく貴重な1年になりました。
「自分がやっていて楽しいと思うこと」が分かったことで心の安定にも繋がったし、
自分の機嫌を取るのもすごく簡単になったので本当に良かった。
③物が少なくても意外と大丈夫だわ!!
前述の通り、自分の持ち物のほとんどを失って再スタートした年始。
生活必需品や家電は勿論、卒アルや写真のような二度と手に入らない物も諦めざるを得ませんでした。
私は元々物を捨てられない性質でした。
一人暮らしを始めてから何回も引越ししていましたが、
その時に持ち物を取捨選択しても次の引越しの時にはまた増殖している。
昔好きだったコンテンツのグッズでも一生捨てられない。
大学のテキストその他もいつか使うと思ってずっと取っておく。
そもそも物を買う時にあまり精査せず、欲しいと思った物を買う。
そんな人間が、大事に大事に溜め込んでいた物を全て失うとどうなるか。
物を所有したいという欲が本当に無くなるんですよね。
今の家に住み始めた時に、洗濯機、冷蔵庫などの家電と寝具を買い、
ゲームと在宅ワーク用にデスクとゲーミングチェアとマウスを買った後は、
ほとんど大きな買い物をしませんでした。
何か情報を見ていいな〜と思っても、買うに至らないという感じ。
お洋服も必要最低限だけを持つようになり、
約1年暮らした後でも小さいクローゼット+ベッド下の引き出しだけで事足りています。
圧縮袋を何個も使ってシーズン外のお洋服をしまって、
ウォークインクローゼットにパツパツになるまでお洋服を収めていた頃とは大違い。
趣味のグッズは心の拠り所として買ったり、
有難いことに趣味友達から譲って頂いたりして色々持っていますが、
それもデスク横のディスプレイ棚+紙袋一つで収まるくらいです。
良くも悪くも、物への執着が完全に無くなった気がします。
「ミニマリスト」という単語で表すにはまだ雑然とした部屋ですが、
思考はかなりそちらに寄ってきました。
「昔はこれ持っていたけど、一旦買い直さず様子見するか」
↓
「意外と無くても大丈夫だな、買わなくてもいいか」
となる物が想像以上に多い……。
逆に、もう一度同じ物を買い直そう!と思える物は
自分にとって本当に大事な物ということで、
価値観を見直すきっかけにもなりました。
(ちなみに1番最初に買い直したものはSwitchでした。草)
お金はごっそり減ってしまいましたが、
この出来事が無ければ漫然と物を所有し続けていただろうなと考えると
ある意味経験しておいて良かったとさえ思っています。
※勿論吹っ切れる前は後悔で死ぬほど泣きましたが。
以上、2023年で人生が激変した人間の自分語りでした。
色々ぼやかしているので、全く知らない人にとってはなんのこっちゃだと思います。すみません。
最後に、自分の周りにいる人の温かさに気付けたことも大きかったと思っています。
渦中の精神グラッグラの時に話を聞いて支えてくれた人、
生活基盤を整える段階で手助けをしてくれた人、
落ち着いてからご飯に誘ったり遊んだりしてくれた人、
SNS上で静かに見守ってくれた人、etc……
本当に色々な人に助けてもらって、元通りの生活に戻ることができました。
古くからの友人との交流が復活したのも嬉しかった!
ここまで読んでくれている人がいたら驚きなのですが、
皆さんのお陰で心穏やかに生きられているなぁと実感する毎日です。
本当にありがとう!
せっかくnoteのアカウントを持っているので、
今年は自分の持っているものを発信する機会を増やせたらいいなと思っています。
なかなかのオモロ人生なので。
ということで、2024年もどうぞよろしくお願い致します!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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