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桜の花の満開の下。

桜の開花が一気に来た。

鬼滅の刃が大好きおじさんがいて、その人のたくさんある趣味の一つに風景写真を撮るというものがある。季節ごとに年休を取っては写真を撮って来て見せてくれる。

以前はとある川の側で5時間ほどシャッターチャンスを待ち、かわせみが川魚を捕らえる瞬間の写真が撮れたそうだ。
普段は『THE関西人』な人だけれども、写真だけを見るととても繊細な人が撮ったような写真なのだ。

今年も気象情報や自分で見に行って桜が一番美しい時期を見定めて年休を取ったのだが、その数日前寒の戻りがあったせいか、開花が遅れ年休消化がただの休息日になったそうだ。
おじさん「今年の桜の木はおかしいぞ」

その言葉を思い出しながら、通勤途中にある桜を見ると今年は蕾が開いた途端、若葉も生えだしているのだ。枯れ枝の木からピンク色の木になり、散り、新緑の木になるはずが、ピンクと緑がまざった変わった木が数本あった。まだ花も満開になっていない木なのに。

やはり今年の桜の木は少し異変を感じさせるものだと思った。
何やら2100年頃には桜が咲かなくなるかもしれないそうで…。

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