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「レバ優待」で、年間200社の株主優待を取得している話

はじめまして、アキタコウイチです。都内でエンジニアとして働いています。
私は「レバ優待」と自分で称しているやり方で、年間200社の株主優待を取得しています。毎月やっているのですが、人にこの話をすると「変なことやってるね」と怪訝な顔をされるので、こうしてnoteにまとめることにしました。

レバ優待とはなんなのかを一行で説明しておくと、
「優待クロス」に「レバレッジをかける」です。

優待クロス(一般的な方法)

優待クロスとは、株式投資で配当や優待(株主優待)を狙うための投資手法のことです。その基本的なやり方は「売りと買いを同時に出す」というものです。

具体的には以下のようなことを行います。

・優待を受け取れる権利確定日にあわせて買い付け(現物株)と売り付け(空売り)を同時に行う
・権利確定日をまたぐ(優待の受け取りが確定する)
・権利確定日の翌日の営業日に買った現物株と空売った株を相殺する(現渡し)
・同じ価格で約定するので、基本的にはプラマイゼロで株主優待の権利を得ることができる

考え方としては、株主優待で得られる物や権利が利益になるイメージです。
一方で、コストとして、株を取引するときの手数料と、貸株料が追加でかかってきます。ただし、ネット証券会社はこれらが非常に低く、株主優待によるリターンのほうが大きいため、取引時はあまり気にしていません。

メルカリなどでは利用規約に株主優待券は禁止されている出品物としては位置付けられていませんので、そこを出口にしている人もいるようです。

ここまでは一般的な優待クロスの考え方です。

元手がないとクロス優待はでき……ない?

優待クロスを行う際に、ポイントになってくるのが、元手が絶対に必要ということです。
株式の購入資金がないと、最終的にプラスマイナスになるとしても、買い注文ができません。

私は30歳ごろにクロス優待を始めたのですが、「もっと金があればもっと優待が取れるのになあ」と思っていました。しかし、ないものはない……せやろか?

ある日、ネット銀行のカードローンを試しに申し込んだときに、金利が4.49%(年利)とかなり低いことがわかりました。

「……クロスに使えるのでは?(気づき)」

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