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2020年11月22日(日) 面白いより楽しい

お疲れさまです!
けばやしです。

東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を記録する日が増えてきましたね。
政府もGoToキャンペーンを見直すんだとか。
また緊急事態宣言が発布されるような事態にならないとよいのですが……。


僕は今、Netflixで「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメを観ています。
もちろん、以前から作品の存在は知っていました。
しかし、ちょうど僕が漫画から遠ざかる時期に連載が始まったので、原作漫画はもちろん、アニメも未見でした。

今僕は第5部を観ているのですが、これがまあ面白い。
いや、正確に言うと楽しい。
正直、設定や展開にツッコミどころがないかといえば、むしろツッコミどころ満載なのですが、それも含めて楽しい。
これは作者である荒木飛呂彦さんが、とにかく楽しんで漫画を描いていて、読者もそれに引っ張られるようにこの作品を楽しんでいるからのような気がします。
「楽しいんだからこまけえこたぁいいじゃねぇか!ツッコミ入れるなんて野暮だぜ!」
という空気がこの作品の周囲には漂っている気がします。

最近少し思うのですが、僕は今まで「楽しい」よりも「面白い」の方が上だと思っていました。
比較すると「楽しい」はどことなく馬鹿っぽく幼稚で、「面白い」は少し論理的で理知的な感じがするというか。
子供が成長する過程でもまず「楽しい」を経験してから「面白い」という感覚を獲得していくと思うのです。

ですが最近になって、やっぱり「楽しい」の方が多くの人に受け入れられやすいと感じるようになりました。

たとえばYouTubeを観ていても、みんな同じ企画をしたりしています。
その中でも人気のあるYouTuberと人気のないYouTuberがいたりするのは「面白いかどうか」より「観ていて楽しいかどうか」なのではないかと思うのです。

「この人を観ていると、それだけで楽しい」というのがYouTuberとして人気が出るポイントのように見えるのです。
そして「面白い」より「楽しい」の方が入り口の敷居が低い分気楽に楽しめ、中毒性もあるような気がします。

ジョジョの奇妙な冒険も、もちろんお話もとても面白いのですが、なにより個性的なキャラクターそれぞれに魅力があり観ているだけで楽しい。

それがこの長い年月、愛され続けている理由なのではないかと思ったりするわけです。

(楽しい人間になりたい)けばやしでした!

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