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2020年11月1日(日) 作品に罪はない?

お疲れさまです!
けばやしです。

昨日はハロウィンでしたね。
ただこのご時世で、今年は渋谷の街も例年に比べだいぶ静かだったとか。
テレビのインタビューで仮装をした人が「浮いていて恥ずかしい」と言っていました。
おかしな扮装をしている人たちも別に目立ちたいわけじゃないんですね。

さて先日、俳優の伊藤健太郎さんがひき逃げの疑いで逮捕されました。
一方、伊藤さんが出演していた映画「とんかつDJアゲ太郎」は昨日、予定通り公開されました。
この映画には数ヶ月前、麻薬取締法違反の容疑で逮捕された伊勢谷友介さんも出演していました。
出演者が犯罪を犯した場合、その出演作品を公開するか否か、毎回揉めているようですが、最近は映画に関しては公開する例が増えてきているようです。

その理由の一つは「作品に罪はない」というもの。
もう一つは「映画は観客が作品を自ら選んでいる」というもの。

なるほど、至極当然の意見です。

ただどうしても引っかかる部分があって。

……これって本音でしょうか。
大義名分はこれだったとしても、本当は映画会社が損をしたくないだけではないでしょうか。

例えば出演者の犯した犯罪が猟奇的な連続殺人であっても公開するのでしょうか?
しかもそれが誰も理解できない悪意に満ちた思想のもとに行われたテロ行為であっても公開するのでしょうか。

「いや、公開しますよー」というのならそれでいいんですが、
「さすがにこれは、公開できないな……うち(映画会社)のイメージまで悪くなっちゃう」といったことになるような気がして。

もしそうなった場合、ここまでの犯罪なら公開OK、ここから先の犯罪は公開NGというのは誰が決めるのでしょう。
そもそもまだ裁判で判決も出てないうちに、一般企業が罪の重さを図っても良いものなのでしょうか。

「作品に罪はない」「観客が作品を選んでいる」が公開に踏み切った理由であるというのであれば、今後出演者が犯した罪がどんなものであれ、映画会社は公開するべきだと思うのです。

(鬼滅よりとんかつDJが観たい)けばやしでした!

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