富士葵6周年記念ライブ『Aria』参戦感想

去る11月17日、渋谷のO-EASTで行われた富士葵6周年記念ライブ『Aria』に現地参戦をしてきました。
今週の金曜日までSPWN様でアーカイブが見れるとのことで、視聴しながらあの時に想いを馳せておりました。
素敵なライブの様子に少しでも興味のある方は下のURLから視聴を行ってみてください。

実は私、現地参加は出来ないものと考えておりました。
関東圏住みではないため、当日と翌日の2日仕事を休むことは非常に難しいと諦めていたのですが、不幸が重なった結果、逆に幸運となって現地に行く余裕ができました。
せっかくの機会にこうして現地に参加し、素晴らしいライブを目の当たりにすることができ、今年の不運全てが帳消しになった気分です。

当日は午前中に予定が入っていたため、お昼に出発することになり、間に合うか心配でしたが問題なく開場2時間前にはO-EASTまでたどり着くことができました。
たどり着いた先で目に飛び込んできたのは素敵なフラスタ!

素敵なイラストお花

その隣にはなんとヒメヒナの二人からもお花が届いていました。

古参V同士の絆

コミュ障な私はすでに来ている歌劇団の方々との交流ができず、近くの喫茶店で開場まで時間をつぶすことに・・・。安西先生、人と話す勇気が欲しいです。

18時になり、ライブ会場に入ると生放送でおなじみのBGMが流れていて少しホッとしました。
どの位置が良いのかわからなかったため、とりあえずステージに向かって左端の最前列から少し下がったところに陣取ることにしました。

そしていよいよライブが開始!
葵ちゃんとキクノジョーのデビューから今に至るまでの足跡を追うPVからのスタート。
二人が並んで扉の前に立つ姿を見て、この時点で涙がこぼれるかと思いました。

二人の絆

そして1曲目「Revive the world」が開始!
陣取った場所がよく、スピーカーの近くだったため、ライブ現地の音圧にただただ圧倒されました。

葵ちゃん可愛い

初めて動く葵ちゃんを近くが見ることができ、感動しまくりです。

完全独立して、今までの世界はいったん集結してしまいました。でも、これからは新しい世界へと生き返らせていく。そんな決意を感じさせる1曲でした。

2曲目は同じアルバムから「テイストレス」
この曲のダンスはバレエ風な所が何か所か見られて、葵ちゃんらしくてすきですね(どの曲も好きなのは当たり前ですが)
ガムのようなさっぱりした曲調ながらも、思いを上手く伝えられないもどかしさを歌い上げた曲ですね。

そして3曲目、「永遠観測」
先ほどの2曲とは変わってテンポの速い、カッコいい系の曲。
まさに、アニメのOPにぴったりです。アニメ制作会社様、いかがですか?

3曲終わったところでMC。葵ちゃんの普段の生放送と同じようなゆる~い感じが実家に帰ってきたようで落ち着きます。
開場からライブ開始まで時間があったため、歌劇団の腰を労わる軽快なトークがさく裂します。

そして、葵ちゃんが過去の自分を恨んだという激しめゾーンの開始!

4曲目、「Eidos」
なりたい自分になれないもどかしさを美しく、激しく歌い上げています。
Cサビに入る前の雄たけびは体全体で表現していて、感情を揺さぶられます。

歌声に感情を乗せる

続く5曲目は「MY ONLY GRADATION」
自分らしく生きることをロック調に歌う、葵ちゃんらしい一曲。
そして、会場の歌劇団が思い思いの色のペンライトを振るうのも最高ですね。

MY ONLY GRADATION

6曲目の「Coke=High」
こちらもアニメのOPのようなノリの良い曲。アニメ制作会社様、いかがですか?(2度目)
そして、キク=ランドリンという初めて参加した作詞家の曲でもあります。一体誰なんだキク=ランドリン・・・。

ここで、一区切りでMCタイム。さっそくお水タイム

お水助かる

MCの最後に発する「うるせー」は世界一可愛いのでリピート推奨です。

7曲目、「クリティカルシンキング」
ここからダンスパート。
この曲のサビの左右に動くダンス、好き。

手からうかがえる育ちの良さ

8曲目の「コヨーテ」
ダンスが可愛く、ライブでの定番となっていたコヨーテ。
今回はさらに影の演出も入れて、今までを超えるポテンシャルの高さを見せつけられました。

焚火を囲むような不思議な雰囲気

そして再びMC。
声出しアリのライブが本当に嬉しいんだと伝える葵ちゃん。
そして、最近の動画や放送で来てくれた人たちもいて嬉しがる葵ちゃん。
キクノジョーのマザー2配信からは少なくて毒を吐く葵ちゃん。
どの葵ちゃんも可愛かったです。

MC明けて、9曲目は「エールアンドエール」
葵ちゃんとしては2番目のシングル曲ですが、根強い人気のある曲。
そして、声出し解禁ということもあって会場全体で盛り上がっていて、改めてライブ現地に来てよかったと思うことができました。

10曲目の「応援x1000倍返し!!!」
先のエールアンドエール同様、葵ちゃんが歌劇団を応援し、歌劇団が葵ちゃんを応援する。
とても優しい構図を葵ちゃんらしい元気さで歌うライブに持ってこいな曲です。

再びMCタイム
葵ちゃんの晴れ女伝説が再び更新された話です。
当日は大雨予報で、チケット会社からも「公演開催の可否についてはアーティストさんに確認してや~」と前日にメールが来るほど。
なのに、ライブに近づくとサッと雨雲がどこかに行ってしまいました。
恐るべし・・・。

MC明けて11曲目「ミルクティ」
葵ちゃんが作詞作曲した、どのCDにも入ってない、それでも根強い人気を誇る一曲。
初々しく、甘い恋人たちを美しい世界観で歌い上げてます。

ただただ美しい

また、ここからの背景もノスタルジックながらも葵ちゃんの世界観にマッチしたもので歌を最高に際立たせています。

12曲目の「雨降るスノードーム」
この曲は、私の語彙力では表現できません・・・。
恋ではない特別な感情。見る世界が広がる感覚。
この曲も葵ちゃんが作詞なのですが、どのような世界を彼女は見ているのでしょうか。

13曲目、「8分19秒」
この曲も葵ちゃんが作詞(だったはず・・・。間違いでしたら申し訳ない)。
前2曲と打って変わってロック調な曲ですね。
8分19秒は葵ちゃんの誕生日を逆にしただけだよ派と太陽から地球までに光が届く時間だよ派ありますが、正解は在りましたかね?

そして、MCに。
次がラストということで寂しがる葵ちゃんと歌劇団。
久しぶりの声だしライブということで、コールアンドレスポンスをすることに。

葵「愛する」  歌「心」
葵「思いやる」 歌「気持ち」
葵「一期」   歌「一会」

ラストスパートの14曲目はなんと新曲!
名前は発表無かったと思いますので、ひとまず私は歌詞にある「勇魚」で呼んでいます(発表されてたらごめんなさい)。
今までにないほどの重低音に、スピーカー近くの私は体全体を揺さぶられるような感覚でした。
また、ライトや背景が青で埋め尽くされ、まるで深海にいるようでした。

クジラとともに泳ぐような感覚

歌詞自体は前向きで、勇気づけられるものになっていますので、リリースが楽しみですね!

そして15曲目は「Bouquet」
自分なりの幸せを探す、ただのプリンセスではない葵ちゃん。
サビの所ではキクノジョーさんが小さな羽を一生懸命羽ばたかせて花を撒いてくれました。
ガラスの靴を蹴とばすときのダンスが個人的にお気に入りです。

かわいい(語彙消失)

今回のファンの方からのフラスタがブーケを持ったものだったので、かなりエモいかんじになりましたね。

そして惜しまれながら閉幕・・・とはならず、すぐさま会場からはアンコールの声。

再び登場した葵ちゃんの歌う16曲目は「はじまりの音」
原点にして頂点ともいえる曲。
Vtuberとしてではなく、アーティストとしての始まりの曲でこれからのシン・葵ちゃんが始まっていく。
そんなこれからを期待させる一曲でした。

そして葵ちゃんとキクノジョーの漫才タイム。
渾身のメタルギアネタをするキクノジョーに対し、わからないとバッサリ切る葵ちゃん。

巻き舌宇宙で有名な紫ミミズの剥製はハラキリ岩の上で音叉が生まばたきするといいらしいぞ。要ハサミだ。61!

そして、これから頑張ろうという時に運勢が下降気味の話をするキクノジョー。
これには葵ちゃんも久しぶりのグンッ!

MC明けの17曲目は「キミの声が聞こえる」
葵ちゃん作詞のこの曲、いつも応援している歌劇団の後押しで未来へと飛び立っていく姿が見えました。
歌詞の中に「何度だってはじまりの音、奏でていける」とあるように前の曲があってこそ、さらに輝く素敵な曲でした。

そして、いよいよ本当に最後の曲「秘密を聞いてよ」
いつもは面と向かってありがとうと言えないからこそ、リアルライブで心の内をさらけ出す、そんな想いの詰まった曲です。
今まではユメ=キミがラストだったのですが、確かにこの曲でエンディングも最高に盛り上がる・・・。
離れたくないという葵ちゃんの気持ちが嬉しい・・・。

今度こそ惜しまれながら、閉幕。
初めてのライブ現地、ここまで楽しめるとは・・・。
やはり現地での音圧は圧倒されましたね。また、葵ちゃんのファンサがたくさん見れるのもすごく嬉しい。
なかなか難しいとはおもいますが、またライブに行けたら嬉しいなという思いとともに今回の駄文を締めさせてもらいます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?