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「涙」「涙」「涙」の大阪/#Liella_3rd_大阪Day1

今までを振り返ってみてもこんなにも泣いたライブはない。そう自信を持って言えるくらいに思い出深い公演になったのが今回の大阪day1でした。

ライブの中盤までは楽しみにしていた公演ということもあって、ライブのノリにもバッチリついていけるし、いつもの恋ちゃんカラーで染まったブレードも夢中になって振ってました。「今日も楽しいままにあっという間に終わってしまうんだろうなー」と思ってたんです。

でも、それが『ビタミンSUMMER』でガラッと変わりました。ふと、『ビタミンSUMMER』でステージ両サイドに設置されているモニターを見ているとずっとえもりんだけを捉えているのを発見。初めは「サビだけだろー」って思ってたんですが、どうやら違うらしい。センターのモニターはキャストたちが切り替わっていくのに、両サイドだけは変わらずえもりんだけを映している。その捉え方は演出というよりも、「とにかくこの曲は夏美=えもりんの曲だから!」みたいな執念を感じるカメラワークと言っても過言じゃなかった。

そんな映像を見ているうちに、『ビタミンSUMMER』前の夏美がリエラに加入していく光景が頭に浮かんで、気付いたらもう涙が止まらなかった。なんだかよく分からないけど、そんな執念とも言えるカメラワークから伝わってくる夏美とえもりんに対する愛にただただ泣かされてしまいました。いつもははしゃいで楽しいはずの『ビタミンSUMMER』でまともにブレードも振れなくなり、サビの振り付けにも追いつけなくなり、ただ涙を流すだけのオタクに成り下がってました。今思い返しても、全然体に気持ちが追いついてなかったと思う。 

そのあとの『POP TALKING』『ユートピアマジック』は今ツアーでももうお馴染みとなったトロッコタイム。今までにない近いところまで来てくれたリエラのキャストさんたちを夢中で見つめたり、もう脳が溶けてるんじゃないかっていうくらいにレスを必死に貰おうとするんだけど、今回だけはそうもいかなかったです。

『ビタミンSUMMER』はもう終わったはずなのに、そこでめちゃくちゃ輝いていたえもりんの姿はいつまでも離れないし、「夏美だったらこうするだろうな」という気持ちで積極的にファンサを心がけている話とか、インスタでファンからのコメントに対して「私を見つけてくれてありがとう」とリプライしていてグッときた話だとか、もう頭の中がえもりんにまつわる思い出で本当に涙が止まりませんでした。そんなえもりんの想いに何としても答えたくなって、「今日だけはごめん」の気持ちで推しキャラの恋ちゃんからオニナッツピンクへと切り替えたブレードを持っているだけで精一杯でした。

今思えば、大阪day1は大阪がほぼ地元のなこちゃんdayだったのかもしれないけれど、えもりんの誰よりも積極的なファンサと夏美を演じることへの想いの強さに惹かれていた僕の気持ちが爆発してしまったので、僕にとって大阪day1はえもりんdayでした。もちろん、推しキャラは恋ちゃんなのはブレるつもりはないけれど、いつの日か『ビタミンSUMMER』はオニナッツピンクで会場を染めてあげたい、そんな光景を見届けたいっていう新しい夢も生まれました。改めて、キャストは箱推しにしておいて良かった。

気付いた頃にはセンターステージでの『Chance Day, Chance Way!』も終わってしまっていたこともあって、「そろそろ気を確かにしなきゃ」とちょっとだけ気持ちが落ち着きました。そのあとはちゃんとライブに参加できていたんですけど、やっぱり『Sing!Shine!Smile!』は涙不可避でした。この曲を聴きながら今週の仕事の忙しさを乗り越えてきた日々を思い出して、自然と涙が浮かんできた。ラスサビでそれがピークに達しまして、また涙が溢れてくる。それでも、頭が妙に冴えていて、冷静に『Sing!Shine!Smile!』から始まるパートを捉えている自分がとにかく不思議でした。

続く『名前呼び合うように』では、自分でも書いていて「ほんとかよ」って思っちゃうくらいにこの魅力というか、伝えたいテーマみたいなものがポンポン思い浮かんでました。そして、それが浮かぶ度にリエラに対する想いとエモくなっている感情がぶつかり合って、「どこからこんな想いが溢れてくるんだろう」ってもう自分でも訳が分からなかったです。今振り返ってみるに、この瞬間は色んなものが自分の中で化学反応を起こして、自分の感性にめちゃくちゃ磨きがかかりまくってたんだと思います。ただ、肝心な内容を全ては覚えてないです。多分、泣き過ぎて大事な分析だったり、自分の中で言葉になっていた想いが流れ出ちゃったんだと思います。それでも、この『Sing!Shine!Smile!』『名前呼び合うように』『私のSymphony』に新しい解釈が生まれそうな予感だけはバッチリ掴んでいます。

これはまた改めて書こうと思っていますが、僕は今までこの3曲で構成されるパートを下のように考えてました。

『Sing!Shine!Smile!』→『名前呼び合うように』→『私のSymphony』の流れはアニメ2期では直接描かれなかったストーリーを補完してくれるように感じていて、それは5人だったLiella!が9人で結束していくプロセスを描いてくれているんじゃないかって思っています。

やっぱり『Sing!Shine!Smile!』が好き!/ Liella! 3rd 千葉公演day1レポ

そんな解釈も間違いではないけど、新しい解釈で言うとこれは9人ではなく、キャラクターとキャスト18人がそれぞれ出会ってリエラになってく過程なんじゃないかと思っています。簡単に整理すると、

『Sing!Shine!Smile!』→キャラクターにとってLiella!が9人になっていくきっかけ

『私のSymphony』→キャストがLiella!として9人になっていく過程

だと思っています。では、その間の『名前呼び合うように』は?というと、これはキャラクターとキャストの出会いを象徴する場面だったんじゃないかなと。雑踏の中で見つけた「私」が演じるキャラクターとの出会い、そして他のキャラクターを演じる他キャストとの出会い。だからこそ、毎公演でえもりんがちーちゃんを演じるなこちゃんに「ちさとちゃん」と声をかけるんだと閃いてしまったんです。

わーっと思い付いていたであろう分析を思い出しながら書いてみましたが、こんなような分析が頭の中に馬鹿みたいに思い浮かんでは泣き、また思い浮かんでは泣きを繰り返してました。そこにアンコール前で流れるリハ映像でキャストとキャラクターの名前が書かれているのがワンカットだけ映っていたけど、これも『名前呼び合うように』に繋がっているのかなぁと思ってさらに泣けてしまった。そして、このパートがリエラが1つになっていく中で欠かせない時間だったことを思うと、自分がこのパートにこんなにも惹きつけられてしまうのも納得でした。

まだまだ甘い分析でもあるし、上手く言語化できてない部分もあると思うので、引き続きこのパートには注目していきたいと思います。

ただ、このパートで自分の感情管理が全くできなくなったのは間違いなくて、『未来の音が聞こえる』でも歌詞のワンフレーズごとにおかしいくらいに反応して泣いてしまうし、全く気持ちが追いつかなくてそのあとの MCも全然笑えなかった。(これは申し訳ない!)いつもは何となく良いなーと思っているアンコール前の映像にも過剰に泣けてしまった。それでも、何とか気持ちを立て直して、アンコールの『水しぶきのサイン』へ。続く日替わりセットリストはまさかの『Shooting Voice!!』で思わず声が出てしまった。本当に聴けるとは思ってなかったので、これを2ndと同じ大阪で、しかも9人ver.で披露してくれるサプライズには痺れました。この辺りは、一気に気持ちが昂った事もあって涙はもう止まってました。

「今日も終わっちゃうなー」と思って最後のMCを聞いていると、りーちゃんから「5人から9人になったリエラはどうですか?」という思わぬ問いかけが。そんな質問に対して「この気持ちよ、届け!」と言わんばかりの拍手が会場中に響いて、それを受けた2期生が泣いている姿がモニターに。のんちゃん、やぶちゃん、えもりんの涙は何度か見てきたけど、くまちゃんまで目をウルっとさせているのが映って、それを見た瞬間に僕ももう泣いてました。(何ならこれを書き起こしているのでもう一回泣いた)これまで書いてきたように大阪公演はとにかくアホみたいに泣いたライブだったんですが、この瞬間が間違いなくハイライトでした。もう心のダムが決壊して、溢れ出てくる涙が止まらなかった。

もう3rdツアーも折り返し地点までやってきて、すっかり2期生も欠かせない存在となりました。ただ、今回の大阪公演を前にして、2ndのBDがリリースされた。僕らからすれば、すごく嬉しい事なのは間違いない。逆に2期生にとってこれはめちゃくちゃプレッシャーだったんじゃないかなと思っています。もちろん、2ndライブがあったから、今の3rdライブがある訳でそれは揺るがない事実。それでも、僕らの思い出に残っているのと、映像作品として残っていることを考えれば、圧倒的に後者の方が鮮明な比較対象になってしまう。

2ndと同じ会場だから追体験したいという想いでこの映像を予習してくる人も沢山いて、そんなような見えないプレッシャーがこの大阪day1の2期生にはあったんじゃないかなと思っています。でも、このりーちゃんの思ってもいなかったMCで、そんな重圧からまた少しだけ解放されて、より自信を持って「リエラです!」と言える瞬間になったんじゃないかなと。

これからも変わらずそんな比べられるプレッシャーは絶えないだろうけれど、今回の大阪day1はそれを越えていく1つの自信になったのは間違いないと思ってます。そんな2期生がリエラになっていく貴重な瞬間に立ち会えたことがただただ嬉しくて、もう2期生がいないとダメだよの気持ちを拍手に変えてエールを送っていました。1期生がリエラを始めたんだとしたら、リエラの可能性をグーンと広げたのが2期生なのは間違いないです。これから3期生も迎えて、リエラはどんどん大きくなっていくんだろうけど、その可能性は2期生がなかったら生まれなかったんです。こちらからは計り知れないプレッシャーを乗り越えて、それでもリエラであろうとしてくれて、ありがとう。あなた達とリエラを追いかけられて、本当に良かった。

相変わらず2期生のことになると体温が上がってしまうので、最後は2期生への愛が止まらないファンレターみたいになってしまったんですが、そんな貴重な時間に立ち会えた事、そしてアホみたいに泣くくらいにリエラが大好きなんだって気持ちを確認できたこの大阪day1を僕はずっと忘れないです。間違いなく人生の1ページに強く刻まれた時間でした。大好きを更新してくれるリエラ、最高です!

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