見出し画像

これは新しい日々の「始まり」【蓮ノ空感想文】

104期の新入生の発表から一夜明けて公開された視聴動画。その中で1曲、聴いた瞬間に一気に惹きつけられた曲があります。それが『アオクハルカ』です。

スリーズブーケの3人が「今」どこにいるのか、そんなそれぞれの立ち位置を感じさせる歌詞の世界観にグッと引き寄せられる感覚が好きなんですよね。そんな風にしてこの曲が描いている情景を思い浮かべてしまうくらい既に思い入れの強い楽曲ですが、その中で1番好きなフレーズがあります。

天つ風よ あなたは何処へ その声はまだ聞こえない

スリーズブーケ『アオクハルカ』作詞 ケリー

ここは秒数に置き換えたらたらほんの数秒。何かを語るのにはまだ十分ではないのかもしれない。それでも、僕はこのフレーズに惹きつけられているし、ここを歌う百生吟子ちゃんが好きだって思いました。

(その後、活動記録が更新されて、吟子ちゃんがスクールアイドルに入部しようとした想い、そこに私らしくぶつかっていく花帆ちゃんの想いに触れて、やっぱり吟子ちゃんとスリーズブーケが好きとなったのはまた別の話。)

思えば、蓮ノ空で推しだと思っている梢とルリちゃんは、蓮ノ空を好きになってからの日々の中で少しずつ想いを募らせるように好きになってきました。それは活動記録の中で色々な問題に衝突しながらも、それでもスクールアイドルとしての「私らしさ」を発揮して乗り越えていく姿に感動したり、そんな姿に自然と僕自身の想いを重ねたりと共感の先に「推し」であるという想いに至ったからです。

改めてそんな自分にとって「推しとは何なのか?」という気持ちの育ち方を言葉にした上で、「百生吟子」というキャラクターに向き合うとするなら、冒頭に書いた「声」が好きというのは何とか魅力として言葉にできる部分で、どこが具体的に好きで、何に惹かれているのかを言葉にするのはちょっと難しいです。だってまだ、それを語るのはちょっと早いのかもしれないから。

もちろん、ビジュアルが好きとか、個人的に方言に弱いとかそういう分かりやすい好きポイントはあるけれど、それを超えた根っこの部分で、僕がどう彼女を好きなのか、推しとしたいのかという部分がまだ分からないと言う事です。

それでもこうしてブログを書いているのは、そういう「分からなさ」も含めて、自分の中で「百生吟子」というスクールアイドルを応援したいという自分の初心を書き残しておきたいと直感的に思ったからです。そういえば、1年前に蓮ノ空を好きになるきっかけも『Holiday∞Holiday』を聴いて、直感的に「あ、これ好きかも」という想いを同じようにブログに書き残したことにありました。

加えて、先日の蓮ノ空2ndライブ千葉公演を経て感じた自分の気持ちを大切にしたいという想いが後押ししたのもあります。

9人の『Dream Believers』を見届けている僕の手には梢のマーメイドグリーンと、吟子ちゃんのメンバーカラーに近い水色のブレードを握り締めていました。そして、僕の目線はステージに立つ9人の蓮ノ空の姿を追いかけながら、吟子ちゃん役の櫻井陽菜さんの姿と歌声に浸っていました。

今思うとそれは104期の始まりである『Dream Believers』を聴きながら、自分の中に生まれた新しい気持ち=「始まり」を感じ取っていたのだと思います。あの瞬間の自分の中に沸き起こっていた感覚を改めて言葉にするのはとっても難しいけれど、でも、それは何かワクワクするような、心の底からエネルギーが湧き上がってくるような、そして、思わずニコニコしちゃう楽しさが心の中に占めているような、そんな感覚です。

そういう「始まり」をぼんやりとでも掴んだ今の気持ちを書き残しておきたかったんですよね。

間違いなく、あの104期の『Dream Believers』を受け取った時間の中で、僕の中で「百生吟子」というスクールアイドルが好きであり、推しになる直感みたいなものを掴んだのだと思います。そんなあの瞬間に芽生えた気持ちを言葉にしておくことで、これから迎える104期との日々の中で抱えきれないくらいその想いが大きくなっていく事が楽しみです。

新入生を迎えた104期のFes×LIVEはいよいよ今日になりました。スリーズブーケに新しい「彩り」をもたらしてくれる吟子ちゃんの加入にワクワクしながら、この新しい日々の「始まり」を噛み締めていきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?