ある日、えがおが素敵なお兄さんの魔法にかけられた
2022年1月24日。なんでもない月曜日。長い長い大学の春休み初日。魔法にかけられたわたしの話。
小学生の頃からジャニオタでした。中学生になっても、高校生になっても、大学生になってもジャニオタ。これからもずっとジャニオタで居続けるんだろうな。そう思ってた。2021年の秋まで。
2021年10月、きっかけはオタ友がINIに出会い、PRODUCE 101 JAPAN season2にどハマりしたこと。国プだった別のオタ友からの布教を受けて猛スピードで沼落ちしていく姿を見て、めちゃくちゃ楽しそう〜〜〜！！！と、視聴開始。
なんせ約10年ジャニオタだし、ひとりの人を推してきたわけではなくいろんな人のことが好きだったし、友達からも「今度は誰（笑）」と言われるくらいすぐ違うアイドルの話をするミーハー。ましてやジャニーズJr.のオタク。そんなんすぐやん。絶対好きじゃん。知ってた、知ってました。すぐどハマりすることくらい。だから見ないようにしてたのに。
日プ2が始まるということも、元ジャニーズがいるということも、情報は入ってきてました。でもわたしは名前を知ってるくらいだし、活動をリアルタイムで見ていたわけでもない。K-POPの文化もわからないしな…とそのときオーディションを見ることはありませんでした。
ファイナルの日は予定がなくてたまたま家にいたから、Twitterを見ながらこの人はこうで、この人はこうなんだ…と名前を覚えながら見てた。最後の投票もしたな。何も知らないくせにご家族からのメッセージで大号泣する人になってた（笑）何も分からなかったけど、できたグループがJO1の後輩グループで、INIという名前だということ、メンバーの顔と名前、2.3年前から知っている人のデビューが決まったこと、それだけ把握して6月13日は終わりました。
話がバラバラしはじめました。いつになったらこいつはJO1に出会うんだと。計画性がないのでもうちょっとかかると思いますが、お付き合いください。ごめんなさい。
そんなこんなで時は流れ10月。友達の影響を受けてあんなに見ないようにしてたPRODUCE 101 JAPAN season2を見始めました。（さっきも聞いた）
え………夢を追いかける人たちってこんなに輝いてるんだ……。
案の定すぐでした。それから寝る間も惜しんでオーディションを見る日々。楽しい楽しい。デビューメンバー知ってるのに「絶対デビューしようね（泣）」って毎日大号泣してた。1週間くらいで見終え、それから1週間でINIのFC入会、プラメ登録。早いですね。出会って2週間です。オタクってほんと面白い。（自分で言うな）
今までずっとジャニーズしか見てなかったわたしが、ジャニーズ以外のアイドルのオタクになる。これは人生においてかなり大きな出来事でした。わたしのことをなんでも知ってる友達に言うのも結構勇気いったもん。
そんなわけでここでやっとINIのオタク誕生です。まだまだ続きます。
JO1との出会いはそれほど衝撃的でもなく、INIを見てるとJO1も流れてくるわけで、ほら、AIって凄いから。YouTubeもTwitterもめちゃくちゃおすすめしてくる(してくる)。
10月の時点ではJO1のことを全然知りませんでした。わたしが知っていたのは、JO1がPRODUCE 101 JAPANで生まれた11人組であること、河野純喜さん、川西拓実さん、鶴房さんがいること、あとなんか珍しい名前の人が多くてみんな本名であること、かな。
JO1先輩だ〜とふわーっとした感じで見てた。おすすめされてもしっかりとは見ないようにしてた。見たら好きになるのわかってたし。顔と名前も全員一致してないけど、好きになるのは分かってた。（なにそれ）
ちょうどキットカットのCMが放映されてた頃だったかな、誰だかわからないけど男性グループの歌が流れて声が聞こえて、それだけで本能で反応しちゃってたけど、テレビから目背けてしっかりとは見ないようにしてた。決して嫌いとかじゃなくて、ただなんか見ないようにしてたんです。今でもよく分からないけど。見ないようにしがち。（笑）
でも、定期的にJO1のHP開いてプロフィール見て顔と名前一致ゲームをひとりでやってた。顔を見て名前を当てるゲーム。ひとりで答え合わせしてひとりで盛り上がる。そんな遊び。3回目くらいでほとんど言えるようになってたかな、顔と名前を覚えるのは得意な方です。
でもひとりだけ、3回目でも4回目でも最後までどうしても名前が出てこないメンバーが。
川尻蓮くん。
これも運命だったのかも。と今となってはすこし頬が緩むけれど、毎回（ほんとにごめんなさい…）と思ってた。ごめんなさい。”かわじり”さんだと思ってたし。顔怖…とか思ってたし。ほんとに最悪。
答え合わせするたびにあ！川尻蓮さん！！！わたしと出身地が同じの！になってた。やっぱり同郷だと親近感湧くし応援したくなっちゃうよね。（名前覚えられなかったやつが言うなと言われればそれまで）
OPEN THE DOORの時期です。そのニュースもちらっと見た。やっとファンに会えたんだね、よかったね、白岩瑠姫さんのお誕生日もライブで直接お祝いできたんだ、よかった。←誰！？みたいな目線で見てました。いっつもなんかちょっと偉そうで最悪。
お気づきでしょうか、この時点で結構見ちゃってる。あれ？見ないようにしてたんじゃなかったっけ？
でもまだINIの先輩、お兄さん、として。JO1先輩。
12月。歌番組でJO1をよく見かけるようになった。この曲めちゃくちゃすきだなあと見ていました。僕らの季節。
佐藤景瑚さんしぬほどかっこいいな？？？？？
綺麗なお顔の人が椅子の上から綺麗に倒れていく。こんな最高な演出があっていいのか。ありがとう。僕らの季節。
12月の時点ではわたしがハマるのは佐藤景瑚さんか川西拓実さんだなあと思ってました。自分のこれまでの推しの傾向から分析して。
MUSIC BLOODのFANTASTIC BABYカバー、めちゃくちゃかっこよかった。出るの知らなかったけどテレビつけてたらはじまって、お風呂入ろうと思ってたのに結局全部見ちゃった。拓実くん、木全くん、かっこいい。こりゃ最高。
年越しCDTV。INIとJO1の対バンライブ。INIのパフォーマンスを正座して見て、そのままJO1のパフォーマンスも。本当にかっこよかった。友達と見てたけどその友達とも佐藤景瑚さんかっこいいね、と会話した覚えがあります。
意図的に見ないようにしてたから、全部見ちゃってる自分が可笑しくて、わらった。やっぱり見てるじゃん。って。分かってたよ。2時台のLOVE LOVE LOVEも見ました。ドリカムってほんとにいいよね。（その話今じゃない）
そして。
2022年1月24日。なんでもない月曜日。帰ってきたらINIのYouTubeに年越しCDTVのビハインドがあがってる。
そこには、JO1さんと一緒にカウントダウンをする推しの姿がありました。
ということはJO1のビハインドでもその姿見られるのでは？
これがすべてのはじまり。（こんなに喋ってここがはじまり）
今まで見ないようにしていたJO1のYouTubeをはじめて見ました。厳密に言えば、日プ2を見ていたときに無限大とOH-EH-OHの本家を見ようとPVを何度か見ていますが、しっかりと集中して見るのはこれがはじめて。
再生開始。
蓮くんってちょけたりするんだ。
ちょうど23:08なんですよとちょっと変なことを普通の顔して言う人を見て思ったこと。それまでめちゃくちゃ厳格なひとだと思ってました。完全に偏見。だからちょっとびっくりした。
ん？？？？？？？？？？まって？？？？？？？？
蓮くんって、こんなにかわいい声で喋るの？？？？？
声がかわいい。ちょっとまて。なんか、ドキドキしてるかも。雷に打たれたような感覚。信じてなかったけど、こんなことって本当にあるんだ…………。
動画の最後でかわいい笑顔まで。笑顔が本当に可愛い。なにこれ。どういうこと。顔がちょっと怖くて厳格だと思ってた人のかわいい笑顔。虎の耳までついて。なにこれ。
INIを見るために、推しを見るために再生した動画だったのに、見終えると蓮くんしか記憶がない。あれ。蓮くんのことしか考えられない。あれ。完全にビビッときちゃってる。ビビッとくるとか絶対嘘でしょって思ってたのに。
まあでも、先述の通り、「今度は誰（笑）」と言われるほどのミーハーです。自分でも思ってるし。明日になれば、長くても1週間経てばまた違う人の話してるよどうせ。なんて。呑気に。
ビハインド動画を見た夜からYouTubeでJO1の動画やJAMの方が作った動画をひたすら見始めました。もうあんまり記憶がないけど、ただひたすら見てた。貪り食うみたいに見てた。言い方がよろしくないです。
見れば見るほど、知れば知るほど、JO1おもしろい。かっこいい。れんくんかわいい。どうしよう。もうすこしですきになる。
そうだ。れんくん同郷なんだ。博多弁を喋るれんくんを見て、またドキドキする。わたしが生まれてからずっと親しんできた方言を。しかも地元でも見たことないかわいい喋り方で。なんだこれ。
笑った顔、かわいすぎる。
わたしの脳内は、「蓮くんかわいい」で埋め尽くされていきました。
1月25日の夜までの話です。
れんくんをみるたびにほんとやだーーーー、ほんとにやだ、すきじゃないもん。って自分に言い聞かせてた、恋？なんなの？
このショート動画に出会ったのが1月27日。なんでこんなにかわいいんだろ。
こんな人、今まで好きになったことない。なんで？なんでわたしが？れんくんを？なんでよーー（泣）ってめちゃくちゃ抗ってた。だって、ビハインド動画見る前までれんくん見えてなかったし。意識してないから12月に見ていた僕らの季節もFANTASTIC BABYもれんくんの記憶はない。（本当に失礼すぎる）
なんで？なんでこんなにすきなんだろう？わかんないよーーー！って抗いながら、動画を見る手が止まらない。貪るようにGYAO!を開き、JO1🔍。JO1 HOUSE season3を3日くらいで見た。枕投げ、こんなにかっこよくて楽しい競技あるんだ。なにこれ。YouTubeでJO1🔍。川尻蓮🔍。ほんと狂ってる。
奨くんなんしよっちゃろ？ってひとりで言ったあと、電話するときはなにしてる？って標準語に戻るところで”福岡人”を感じてドキドキした。
日プは配信が終了していたから公式YouTubeに残っている動画を全部見ました。大号泣したり、姫ビジュのプロデューサー蓮くんに恋したり。暇人ですね。この時点でまだ1月終わってない。
れんくんのことをもっと知りたい！！って毎日いろんなことを調べてた。
ちょっとまって
れんくん、卵嫌いなの？？？？？
卵嫌いな日本人ってあんまりいないんです。オムライスみんな好きだもんね。
なんでこう断言しているかというと、わたしも幼い頃から卵嫌いだから。オムライスもたまごやきも食べられないと言うと「えーーー！おいしいじゃーん！」って言われる。
だからびっくりしたんです。ひっくり返るかと思った。わたし以外に卵嫌いな人、わたしの妹くらいしか出会ったことないもん。
えっと………………運命……？
運命感じてしまったら終わりです。もう「好き」でいいじゃん。だけど、わたしはまだ抗います。抗いながら毎日れんくんの話をするし、れんくんを見ると声出るし、かっこいいし。（？）
1月31日のプラメ選考日（と勝手に名付けている）にれんくんのメールとりたくなっちゃってる。でもまだ早い。れんくんのお誕生日3月だし。3月には絶対れんくんのメール登録しよう。
これで抗ってると言えるだろうか。いや、抗えていない。（反語）
2月5日。
おにいちゃんがなんでも食べさせちゃる🦊
— JO1 (@official_jo1) February 5, 2022
これ、世間を騒がせましたよね。わたしも大騒ぎでした。これを機にJO1のTwitterをフォローせざるを得なくなった。（まだしてなかったんだ）すきだもん。やめてよ。
2月も毎日毎日新しい情報を得て、びっくりしたりしぬ…………………………になったり。新規って本当に楽しい。れんくんのことを知れば知るほど好きになっていく。
ここで、プラメ登録は確定していたのだけど、FCに入るかどうかはまだ決めていませんでした。FC入会って、ひとつの大きな区切りだと思っているから、ハードルが高いんです。入るつもりなかったけど、わたし、JO1のFC入るの？？？どうするの？？？？と自問自答。
入会日が刻まれるFC、入るなられんくんのお誕生日じゃない……？どうする？と考える日々。まだ抗えてると思ってる。全然抗えていない。
その間もずーーーーーっとJO1の動画見てる。毎日。朝起きてから、夜寝るまで。働いてるときにれんくんのことが頭から離れなかった日もある。全然抗えていない。
JO1愛おしい。本当にかっこいい。ここまでパフォーマンスの話全くしてないけど、本当にかっこいい。（急になくなる語彙力）
パフォーマンスの話をしていると1万字超えちゃいそうなのでまた今度します。
れんくんに狂ったまま1ヶ月が経ちます。長くて1週間だと思ってたのに。2月終わるよ。気づけば1日1回はYOUNGを見ないと落ち着かない体になっていたよ。
YOUNG、しぬほどかっこいい。（さっきからかっこいいしか言ってないよ）
振り返りながら思ったけど、わたしって本当にれんくんのギャップが好きなんだなあ。
いろんなことがありながら、いろんなれんくんに狂いながら、短い2月がおわりました。涙が出るほど嬉しいこともあったね。れんくんとJO1のことしか考えられない2022年2月だったなあ。これはわたしがこの界隈に足を踏み入れるきっかけになったオタ友たちに聞けばわかるけど、ほんっとうにれんくんに狂ってた（笑）意味がわからないくらい（笑）今もだけど。（笑）
2022年3月1日。プラメ登録。
2022年3月2日。れんくんの25歳のお誕生日にFC入会。ありがとうございました。
更新し続ける限り2022年3月2日が残るの嬉しいなあ。
こんな気持ちなんて長くて1週間だと思っていたのに、季節は巡り、気づけば一周していました。たかが1年、されど1年。この1年でたくさんの笑顔に出会い、たくさんの勇気と幸せをもらい、大きな愛に包まれました。勝手な記念日を勝手にお祝いしているだけだけれど、これからも大切にしていきたいな、と思います。
もう少し早く出会っていれば…と思うこともあるけれど、それも運命、出会うべきときに出会ったんだなと、あのときに出会ったからこそ見られた幸せな景色があるんだなと、心の底からそう思います。
あの日、えがおの素敵なお兄さんにかけられた魔法は、解けそうもありません。
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