ドカ食いを防ぐ簡単な方法
こんにちは渡邊です。
あなたはお休みの日をどんな風に過ごすことが多いですか?
僕は最近アマゾンプライムビデオで映画を見まくってます笑
さて、映画鑑賞のお供といえば、ポップコーンではないでしょうか?
ポップコーンに関係してダイエットにまつわるちょっと面白い話があります。
映画館の来場者に対し「ポップコーンが入った容器の大きさによって、
食べる量が変わるか?」を調べた実験です。
「え~実験とかなんか難しそう…」と思われるかもしれませんが、
コレ知っとくと、ドカ食いを防ぐことに役立ちますよ。
まず最初に実験では、映画館の来場者に
A:大きいサイズの容器に入れたポップコーン
B:小さいサイズの容器に入れたポップコーン
をそれぞれ渡しました。
来場者が映画終了後にどれぐらいポップコーンを残しているか調べたんですね。
ただ、来場者が渡された容器に入っているポップコーンを食べきってしまったら、実験の意味がなくなってしまいますよね。
そこで、ポップコーンを5日前に作られた激マズのポップコーンにし、ポップコーンの量も1人で食べきれないぐらい多くして、実験を行う時間帯を多くの人が昼食を終えた午後1時にしました。
つまり、お腹いっぱいになった後にマズいポップコーンがたくさん入った容器を渡しました笑
この条件なら、全部食べつくす人はほとんどいなくなるというわけです。
なかなか被験者にとってはキツイ実験ですよね。
さて実験の結果はどうなったのかというと、大きいサイズのポップコーンをいれたAグループは、小さなサイズを渡された人の約53%も多く食べたようです。
この実験からわかることは、「食器の大きさが食欲を左右する」ということです。
なので例えば、普段から小さな食器を使って食事すれば、ドカ食いを抑えられる可能性があります。
とてもシンプルで実践しやすいですよね。
いかがでしたでしょうか?
今回は「ドカ食いを防ぐ簡単な方法」というテーマでお伝えしました。
あなたがもし、自分の意志だけで食欲をコントロールするのに苦労しているなら、意志だけに頼らず、今日ご紹介したテクニックを利用してみると楽になるかもしれません。
それでは、また。
ありがとうございました。
-渡邊 麟太郎
【引用文献・参考文献】
人の行動は外的要因で変化する~食器のサイズと買物カゴの影響~
食器の実験ワンシンク 早稲田オンライン※1
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/society_140519.html
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著者: キャス・サンスティーン