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出馬表の見方

競馬は奥が深くて、突き詰めようと思えばどこまでも突き詰められますが、逆にいえば、考えることも多くてどこから手を付けたらわからないという方も多いと思います。そこで今回は、予想の基本となるJRAのHPにある出馬表の見方について紹介します。

2024/4/21(日)東京11RのG2マイラーズカップを例にとります。
出馬表を①~③に分け、順番に説明していきます。

①レースの概要

最初に一番上の部分です。

2024年4月21日(日曜) 3回京都2日 発走時刻:15時35分

この部分は、開催の詳細を示しています。
一番左は見てわかる通り、実施日。一番右はそのまま発送時刻です。パッと見わからないのは真ん中にある「3回京都2日」だと思います。
これは簡単に表現すると、今年に入ってから「京都」での開催が「3回目」で、実施日は「その開催シーズンの2日目」ということです。

JRAは10か所ある競馬場を1年間ローテーションして使用しています。基本的には1~2か月使っては違う競馬場に移り、また1~2か月使っては移り…を繰り返しています。純粋に興行や特定のレースを実施するためでもあり、芝は使えば使うほど傷みますから、育成・修復作業などを行うためですね。一度使って、別の所へ移動し、再度戻ってきたときに回数が1回増えると思ってもらえれば大丈夫です。

中には京都第1回、第2回や東京第2回、第3回など、間隔を開けずに開催が続くこともありますが、回数が変わることで影響を及ぼすのは詳しい予想をするときだけなので、現時点では意識する必要はありません。

11R WIN5④ 第55回読売マイラーズカップ GⅡ

「11R」は「当日そのレースが行われる場所で11番目に開催されるレース」であることを示しています。JRAでは1日に2,3か所の競馬場で競馬が行われていますが、全て競馬場のレースではなく、そのレースが行われる場所での順番です。マイラーズカップが行われた日は、東京、京都、福島の3場で競馬が開催されていました。競馬は1つの競馬場で1日最大でも12レースしか行われません。逆に言うと、3場で開催されていた場合は全国で36レース行われることになります。今回の場合、「京都で11番目に行われるレース」を示しています。ちなみに一部の例外を除いて、各競馬場の11Rがメインレース(一番強い馬が集まる、賞金が高い)になります。時間帯は15:20~15:45が多く、これに合わせるようにテレビ放送は15:00~16:00としているところが多いです。

「WIN5④」はこのレースがWIN5の対象レースであり、その中でも4番目のレースであることを示しています。
「WIN5」というのは"JRAが指定する5つのレースそれぞれで1着になると思う馬を選び、5レース全ての1着馬を当てる馬券"です。

WIN5紹介サイト(JRA)

メインレースは全て対象となるので、ほとんどの場合、3場開催なら10Rが2つと11Rが3つ、2場開催なら9Rが1つ、10Rが2つ、11Rが2つとなる場合が多いです。また、基本的に土曜日の販売はありません。
一見1着を当てるだけなら簡単に見えますが、ほかの馬券に比べて難易度は恐ろしく高く、掛け金も点数の関係で多くなりがちなので、初心者の方にはオススメしません。当たりにくい分、対象レースで人気のない馬が勝つような波乱が起きれば的中した際の払い戻しも大きくなります(最大6億円)
WIN5をしないのであれば、このマークは無視して問題ありません。

「第55回マイラーズカップ GⅡ」はレース名とそのレースのグレードを表します。レース名はとりあえず、そうなんだ、程度で構いません。注意したいのはグレード「GⅡ」の部分です。

競馬のレースには勝利数やレベルに応じて区分けがされています。低い方から

新馬・未勝利→1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス→OP(オープン)→L(リステッド)→GⅢ→GⅡ→GⅠ

となっています。G1に近づけば近づくほど強い馬が出てきて、勝った時の賞金が高くて、なにより掛け金や観客が多く、盛り上がると思ってもらって大丈夫です。

4歳以上 オープン(国際)(指定)別定 コース:1,600メートル(芝・右 外)

この部分はレースの詳細を表します。「4歳以上 オープン(国際)(指定)別定」はレースに出場するための条件になっていますが、初めて予想する際には気にしなくて大丈夫です。
詳細が気になる方は下記をご確認ください。

馬やレースにつく記号(JRA)

大事なのは「コース:1,600メートル(芝・右 外)」の部分です。
その名の通り、走るコースを示しています。「1,600メートル」は単純に距離なので省略します。競馬場やレースによって距離が違うのでいろんな出馬表を見てみてください。
「(芝・右 外)」は左から走るコースが芝なのかダートなのか、右回りなのか左回りなのか、内回りなのか外回りなのか、を示しています。

上図は京都競馬場の平面図です。
競馬のレースは障害競走を除くと芝とダートの2種類があります。外側の部分が芝コース、内側の茶色の部分がダートコースです。ダートというのは砂の上を走るレースと思ってください。芝・ダートの違いは別途記事にする予定です。
そして図中の矢印が示す通り、京都競馬場は右回りです。JRA10場で左回りは東京競馬場と中京競馬場、新潟競馬場の3か所しかないので3つだけ記憶してそれ以外右回りと覚えるといいと思います。
最後の外回りというのは、図の右側で緑のコースが2重になっている部分のことを差します。一部の競馬場は芝コースが2つ分かれており、内側を走るレースが内回り、外側を走るレースが外回りと言われます。一見大した差はないように見えますが、内回りは半径が小さい分、上手なコーナーリングが求められたり、外回りは直線が長くなることで差し馬(後方から追い上げてくる馬)が有利になるなど、予想には欠かせない要素になってきます。

本賞金(万円)1着 5,300 2着 2,400 3着1,500 4着830 5着590
付加賞(万円)1着 119 2着34 3着17

この部分は着順に応じてその馬(馬主)に与えられる賞金です。予想には一切影響しないので省略します。別途、一口馬主の記事も執筆予定です。

②馬と騎手

①が想像以上に長くなってしまいましたが、②の紹介です。この部分は出走する馬とその馬に騎乗する騎手の詳細を知ることができます。左から順番に説明していきます。

枠・馬番

わかりやすい「馬番」から説明します。馬番はそのまま「馬の番号」なのですが、日本では馬の番号がそのままスタートのゲート順になります。競馬場により出走可能最大数は異なりますが、1~18番の番号が抽選で決められ、1番の馬が一番内側、それから2,3…と順に外側に並んでスタートします。予想に大きな影響を与える要素の一つです。
また、「日本では」といったように、海外では馬番は本当にただの「馬の番号」であり、ゲートの順番は異なります。凱旋門賞や香港競馬などに参戦する場合は注意してください。

「枠」は最大18頭からなる出走馬を8つに区分したものです。18頭が出走する場合、16~18番が8枠、13~15番が7枠、11~12番が6枠…。10頭が出走する場合、9~10番が8枠、7~8番が7枠、6番が6枠、5番が5枠…と外枠で調整がかけられます。あまり気にすることはありませんが、「枠連」と呼ばれる馬券があり、その馬券を購入する場合は重要になります。券種は別途記事にします。

トゥードジボン 15.3(5番人気)
488kg(+2kg)
青山 洋一
四位 洋文(栗東)
父:イスラボニータ
母:コッパ
(母の父:Yesbyjimminy)

「トゥードジボン」は馬名のため省略します。その右にある「15.3(5番人気)」が単勝オッズと人気になります。単勝とはその馬が1着になった場合、払い戻される金額です。100をかけるので、この場合15.3×100円=1530円返ってくることになります。人気はそのままで、何番目の人気であるかを示します。5人気の場合、トゥードジボンより人気の馬(オッズが低い馬)が4頭存在することになります。あくまでその時点での単勝のオッズ、人気であることに注意が必要です。その時点というのは、投票の締め切りは発走時間の1分前のため、最後の最後までオッズが動くということです。特に締め切り前ラスト10分はオッズの変動が激しいので注意してください。単勝のオッズ、人気というのは、5番目に勝つ確率が高いと思われているだけであって、2,3着に来ると思われている確率はわからないということです。「1着はなさそうだけど馬券には絡みそう(2,3着にはなりそう)」と思われている馬は単勝は高いオッズでも、ほかの券種では低いオッズになっている可能性があります。

「488kg(+2kg)」は馬体重と前走からの増減を表します。適性な馬体重は馬によって違うので軽いから不利、重いから有利といった考えをする必要はありませんが(詳細な予想をする場合は重要です)、「(+2kg)」は見てほしいところです。これを読んでいる方がアスリートであればイメージがつきやすいと思うのですが、人間でも体重が大きく変動することは好ましいとは言えないと思います。馬体重に大きな増減があった場合、太ったのか痩せたのか、筋肉がついたのか減ったのか、成長したのか、体調が悪いのかなど様々な要因が考えられます。一般的に2桁増減(+10~-10以上)は大幅増減と言われているため、そのような馬に賭ける場合、リスクと可能性の両方を含んでいると思ってください。

「青山 洋一」は馬主の名前になります。コアなファンは馬主も気にしますが、この記事を読んでくださっている方は気にする必要がない方がほとんどだと思います。

「四位洋文(栗東)」は調教師名とその所属です。馬主同様、初めて競馬をする方は気にする必要はありません。競馬の世界に興味がでてこれば、推しの調教師を作ったり、特定の条件に強い調教師を調べたりしてもいいと思います。所属ですが、調教師・騎手ともに「栗東」か「美浦」どちらかに所属しています。単純に関西か関東かというところで気にすることはないのですが、今のところ「栗東」の方が強い馬が多い、ことは頭に入れておいてもいいかもしれません。また、西側の開催は栗東、東側の開催は美浦所属の馬が出走することが多いです。

「父:イスラボニータ 母:コッパ (母の父:Yesbyjimminy)」はその馬の両親と母方の祖父を示します。競馬は血統がものをいう競技で、強いお父さんやお母さんから生まれた仔は強い馬になる可能性が高いです。そういった意味で重要な要素ではありますが、奥が深すぎるので最初は気にする必要はありません。「ディープインパクト」など知っている名前が出てきたらその血を含んでいるんだな、と思う程度で大丈夫です。

勝負服
牡5/鹿
57.0kg
藤岡 佑介

騎手欄です。図を見てもらうとわかるのですが、まずカラフルな服のマークが並んでいます。これは勝負服と言われるもので、JRAでは馬主によって異なります。馬の強さに一切関係ありませんが、覚えておくとレース中どこを走っているのか見つけやすかったりします。

「牡5/鹿」は馬の性別、年齢、毛の色を示しています。
毛の色は強さに関係ないので無視してください。馬の性別には
牡:牡馬(オス馬)、牝:牝馬(メス馬)、せん:騙馬(センバ、オス馬が去勢した馬のこと)
の3種類があります。とりあえずは、人間と同じように考えてもらって大丈夫です。牡馬は牝馬に比べて力が強い、牝馬は牡馬に比べて柔軟性(バネ、瞬発力)があるといった感じです。あくまで一般論であって、最終的な能力や特性は個々の馬に依存します。また、牝馬は牡馬に比べて斤量(背負う重量)が優遇されることが多いです。男の子と女の子に同じ重さのリュックを背負わせて競走させるのは理不尽ですよね。それと同じ考えです。
騙馬は気性に問題がある馬が多いです。テンションが高い馬、言うことを聞かない馬等は去勢をするとおとなしくなる傾向があるため、そういった対応をとります。
とはいえ、牡馬でも牝馬でも気性に問題がある馬は一定数いるので、そこまで気にすることはありません。

「57.0kg」は斤量と言われ、騎乗する騎手の重さを表します。決して騎手の体重を表しているわけではなく、装備品を含めた重さで、重量次第では、騎手がおもりをつけて騎乗することになります。
一般に、1kg変われば1馬身(0.2秒)変わると言われており、非常に重要な要素になってきます。多くのレースでは全馬同じ斤量を背負いますが性別の説明でふれたように、牡馬と牝馬で斤量が違ったり、新人騎手が有利となるよう斤量が減らされたり、「ハンデ戦」と言われるレースで強い馬には重い負担を、弱い馬には軽い負担をさせるレースも存在するので、一通り見ておいて損はありません。

最後に「藤岡佑介」は騎手を示しています。
信頼できる騎手、できない騎手がいるのは事実ですが、初めてやるときはあまり気にしなくていいと思います。競馬は馬7、騎手3と言われており、馬の力の方がレースに与える影響は大きいからです。もちろん本格的に予想をするのであれば、騎手は重要な要素です。
少し競馬の世界に踏み込みたいのであれば、推し騎手を作ったり、だれが上位の成績を収めているのか、特定の競馬場が得意な騎手はだれなのか等調べるとおもしろいと思います。

③馬柱

最後に馬柱です。馬柱というのは上図のように、前走以前の情報が詰められてまとまったものをいいます。左から前走~4走前のデータになっており、サイトや新聞によっては数や書き方に違いがあります。今回はJRA公式サイトの馬柱についての紹介です。まとめてみるとややこしくなるので、一つに絞って説明します。

今回取り上げるのは一番上の行、左から2番目の前々走です。
(一番左上を採用しなかったのはお察しください…)
上から順に説明していきます。

2024年2月4日 東京
東京新聞杯 GⅢ
10着 16頭13番10番人気

一番上が開催された日、場所
真ん中がそのレースの名前
一番下がそのレースでの着順、何頭でレースをしたか、ゲートは何番だったか、人気は何番目だったのかを表します。

日にちは単体では気にする必要はありませんが、前後との間隔を気にするのは大切です。前々走をピックアップしたので、前走と3走前の日にちと一緒に確認すると、

前走:2024年3月24日
前々走:2024年2月4日
3走前:2024年1月6日

となっており、1か月間隔でレースに出走していることがわかります。
これがいいのか悪いのかは馬によります。例えば半年間レースに出ていなかったらブランクが怖いですよね。一方で、ずっとレースに出続けると疲れがたまりそうです。この辺りは人間と同じ考え方をすれば大丈夫です。ただ、中には休み明けが得意な馬、2走目の調子がいい馬(1走目を「叩き」といって、一回レースを経験させて心身ともにピリッとさせる)など馬によって好走パターンが違います。この辺りは深い予想になるので、最初は「半年以上間隔があいている」場合は注意する程度で大丈夫です。半年以上空くのは大抵怪我などのアクシデントがあった場合なので、気を付けた方がいいです。もちろん、復帰戦で完勝する馬も多数います。

「東京新聞杯 GⅢ」で大事なのはレースのグレードです。レースの概要部分で書きましたが、競馬にはレースのグレードがあります。強いレースを走っていたのか、弱いレースを走っていたのかでその馬の評価は大きく変わります。

最後の「10着 16頭13番10番人気」はそのレースがどのようなものだったのか、成績はどうだったのかを示します。「10着」はそのまま10位だったということです。その後ろが重要で、「16頭」はそのレースに出走した馬の数です。16頭で10着と10頭で10着では意味が違ってきます。「13番」はゲート番号を示します。内側からスタートしたのか、外側からスタートしたのかです。あまり意識をする必要はありませんが、しっかりとした予想をする際には重要になってきます。最後の「10番人気」はそのレースでの人気です。この場合10番人気で10着だったので、人気通りの結果になったことを表しています。
着順と人気はレースのグレードと照らし合わせてみる必要があります。
レベルの高いレースで悪い成績でも今回のレースのレベルが低ければ勝率は上がりますし、同じくレベルの高いレースで人気がなくても、今回のレースのレベルが低ければ人気が上がる可能性が高いです。その逆もしかりです。

藤岡佑介 57.0kg
1600芝 1.32.8
良 104 490kg

「藤岡佑介」は前走乗った騎手の名前です。馬には癖があることが多いので、今回乗る騎手は前走乗っているか、もしくは一度でも乗ったことがあるのか、ということをチェックできます。乗ったことがあるかないかでその馬の力を引き出せる確率が変わります。継続騎乗に対して乗り替わり等で初めてその馬に乗ることを「テン乗り」といいます。不調な馬に変化を起こすためのテン乗りや実績上位の騎手への乗り替わりは悪いことではありませんが、実績下位の騎手への乗り替わり、大きなレースでのテン乗りなどは歓迎されるものではありません。

「57.0kg」は前走の斤量です。今回に比べて重いのか軽いのかを確認できます。斤量の詳細は②に書いた通りです。

「1600芝 1.32.8」ここは前走の距離と芝/ダートどちらのコースか、またその走破タイムを表しています。同じ距離でも場所が違えば地形が違い、タイムも差が出るのでどの競馬場で走ったかは確認したいところです。ただ、最初からそのような違いを見極めることは難しいので、今回距離は同じか、それとも短縮/延長か、芝・ダートに変わりはないかだけ確認するといいと思います。同じ場所、同じ距離で大敗していたら今回も買いたいとは思えないですよね。タイムは、ほかの馬の馬柱を見て、もし同じ競馬場で同じ距離を走っていれば、それと比較して速いのか遅いのかを考えるといいと思います。

「良 104 490kg」は馬場状態、レーティング、馬体重を示しています。馬場状態とは芝やダートの地面の状況をいい、良、稍重、重、不良と雨が降ったりすると変わっていきます。芝でいうと良がきれいな状況で不良が雨が降った時のぐちゃぐちゃな状況です。ここについては別途記事にしますが、その馬がどんな馬場状態で走ったかを知ることができます。中には不良(ぐちゃぐちゃ)な馬場が得意、もしくは不得意といった馬も存在します。

レーティングというのは、その名の通り、馬の評価です。上級レースではタイム等からその馬のレース内容が数値化されます。単純に高ければ高いほど評価がいいので、一番参考にしやすいかもしれません。

馬体重も成績と照らし合わせてみてください。何キロで好走しているのか、今回好走しているときの馬体重とどの程度違うのか等を見ることができます。

②② 3F 34.8
サクラトゥジュール(0.7)

ようやく最後の一番下の部分です。
「②②」はそのレースのコーナーの通過順を示しています。右側から第4コーナー、第3コーナー…となっており、4つ数字がある場合は一番左が第1コーナーの通過順です。2周以上ある競馬は最後の一周のみ表示されています。その馬がどの位置で走ったのかを知ることができる上に、最終着順と照らし合わせることで、最後抜いたのか、抜かれたのかを知ることができる重要な情報です。

「3F 34.8」は「上がり3ハロン 34秒8」という意味です。「ハロン」は競馬で使われる距離の単位で1ハロン=200mで計算できます。上りというのは「ラスト」の意です。つまり、「ラスト600mが34秒8」と言いかえることができます。最初はほかの馬と比べてこのタイムが早いのか、遅いのかを比較する程度で大丈夫です。

そして本当の最後、「サクラトゥジュール(0.7)」です。これはそのレースで2着以下の場合は1着の馬の名前と、その馬との着差(タイム差)を表し、自身が1着の場合は2着の馬の名前とその馬との着差を表します。
特に短距離戦に多いのは"10着だったけど、1着と0.2秒差しかなかった"など大きく負けていないレースです。また、例えば「イクイノックス(0.5)」と書いてあれば(イクイノックスは2023年、世界で最も強いと評された馬です)、負けていたとしても"世界最強馬と0.5秒しか差がなかった"と解釈することができます。勝馬(2着馬)を見てその馬の強さを理解するには、それなりに競馬を研究する必要がありますが、着差は誰にでもイメージすることができるので活用してみてください。

気が付いたら8500字も書いてしまいました。。。
これからも時間があれば初心者向けの記事を書いていきます(内容によっては有料になること、ご容赦ください)ので、よろしくお願いします!

りあん


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