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差し歯から未来への投資を考えた

私の上の前歯、二本が差し歯です。
いまだに大学時代の一件を忘れることができません。
二年生の時、試験勉強の休憩中に友人たちと屋上でスペースシャトルを見ていたとき、不慮の転倒で前歯を二本失いました。
12月5日母校の創立記念日でした。
それがきっかけで、差し歯が私の日常の一部となりました。

当時、母校の大学病院の救急外来で治療を受け、口腔外科のK教授に差し歯を作っていただきました。
その時の言葉「大人になったらもっと良い歯に変えなさい」が今でも心に残っています。しかし、医師になった今でも、その差し歯は私の口の中にしっかりと存在し、その耐久性には驚かされます。時には少し修理が必要になりましたが、教授のつくったものを変えることもできず、基本的には40年以上変わらずに機能しています。

しかし最近、焼き芋を食べていて差し歯の一部が壊れてしまいました。周囲を驚かせながらも、賢人のアドバイスを受け、歯医者へ行くことに。
あっという間に修理され、元のようにきれいになりました。

歯が欠けていて中の金属だけ見えていると不気味なんです。
今はマスクで隠せますが、笑ってはいけない顔になります。
不気味な笑顔を見せることになります。

これからは歯のことをもっと真剣に考えて、時間もお金もかけることを決心しました。
目や膝と同様、歯の健康も年齢と共に大切になってきます。
今はマスクでカバーできますが、いつまでも隠れるわけにはいきません。
十二分に大人になった今、これは単なる見た目の問題ではなく、私の健康的な活力ある将来への第一歩です。



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