親の老い再び

4月末から、義父の施設の仕事を受け継いで、すっかり実家への足が遠のいていました。
この週末帰ってみると、母は元気。
寝たきりながら、食欲もあり、お話も滑舌良く声にハリがあります。
先ほどは支援者が帰る時に「気をつけてね」と
まるで、2年前の母が戻ったかのような言葉がけでした。
(きつい言葉を言うこともあります)

一方父は、食欲がなく、痩せてしまって、心配です。
たった2ヶ月でも、変化を早さを感じます。
仕事を辞めさせたのが悪いのか、それともやめ時だったと言うことなのか。
階段を上り下りするのもとてもゆっくり。
自分が納得するまで説明を繰り返させるので近くにいる人は大変そうです。
でもね、これが普通の90歳。
悠々自適に好きな時に起きて好きな時に寝てほしい。

ビールを飲んで、アイスクリームを食べて、一日遅れの鰻弁当は三分の1程度。
以前は朝早く起きていたが今は朝までゆっくり寝ているのをみると疲れやすいのかなと心配になります。

父は難聴があり、話す時は隣で話している。
でも本人はポジティブな性格からか、いつ行っても母はこれから良くなるぞと言う。
わたしが中学生の時、何かのことで落ち込んでいたら、落ち込んだらこれから良くなると考えなさいと言った父の明るさは歳を重ねても変わらないのね。

次回、実家に行くのは1ヶ月後の予定。
父の動きが遅くなっても、変わらない明るさで迎えてほしいと祈って、帰ります。



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