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「みんなの評判が悪いよ」自分の意見を伝える高度なテクニック?

人の意見にして自分の意見を言う
高度な意見の伝え方について読みました。
率直をポリシーにする私なので全くピンとこないと思っていましたが、

グルメ情報を聞いて「○○さんが美味しいといっていたので食べに来ました。」
食べて美味しかったと笑顔になる以上の誉め言葉はないと思っていますが、これは時々使います。

あるいは、自分の読んでいない本や論文を語るときに、「○○さんが真相に迫った記述と言っていました」「素晴らしい論文とうかがっています」ということもある。

他人の評価を伝えることは私もしていると気づきました。

しかし、SNSで話題になっていたのは、
他人の意見のように自分の意見を言うです。
例えば、「僕は良いと思っているんだけど○○が許可をださないんだよ」のような言い回しです。「僕」が許可を出したくないのですが、そうは言わず、他のせいにしている。
雰囲気を察知してくれよ~、という裏の声が聞こえそうです。
若いころの私はそこに気づかなかった…
明るく、「○○さんに説明すればよいですか?」と切り返していました。

もう一つ、平成っぽい話になりますが、
当時の院長は時々、看護スタッフの対応に怒りを感じていたらしい。あまり自分の意見は言わないおとなしい院長でした。人徳あるといわれ、スタッフから慕われていました。
外部との会合の後、怒りのこもった様子で「当院の看護がダメだ、なっていないといわれた」「当院の○○が良くないと評判だった」と話したことがありました。
どうして内部の人の話を確認しないで、外の人の意見ばかり受け入れようとするのかと不思議に感じていましたが、実は院長先生自身の意見と一致していたんですね。
外の人から言われた風に言うことで自分の意見をつたえていた。
わかっているようなふりをして聞いていた私には全然気持ちが伝わっていなかった(ダメダメ(´;ω;`)ウゥゥ。

自分が悪く思われるのを避ける高度な対人テクニック、現在でも通用するのでしょうか?
教訓 
「みんながドクター志保のことを○○と言っているよ」⇒言っている人の意見(少なくても同意している)


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