御子に聞き従わない者の運命

御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。 (ヨハネ3:36)

イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。 (ヨハネ3:5)

御子に従うとは、まず父なる神を愛すること。これは真理を第一にするということです。次に隣人を愛すること。この隣人を愛するといっても、晩年のソロモンが神よりも妾を愛し誘われて偶像礼拝をしたり、アダムがエバを神よりも愛し、エバに誘われて善悪の知識の木の実を食べたりすることではありません。むしろイエス様がペテロをほめた後、「さがれサタン。あなたは神のことを考えずに人間のことを考えている。」と言ってペテロを叱責したように、第一に神に従い、その次に隣人を愛することです。友愛第一ではありません。どこまでも、神が第一になります。主イエスがされたように兄弟のために命を捨てる愛もイエス様は兄弟たちに求められています。この愛はアガぺです。もし、神と隣人をそのように愛することが出来るのであれば、御霊によってすでにあなたは新しく生まれています。「木は実によって知ることが出来る。」からです。わたしは、邪悪な世界に住んでいる、今の愛のない毒麦とヤギたちが悔い改めることで、神がその人たちを死から命へと移してくださることを願っています。神もイエスさまも、わたし以上に願っているのです。人間が神に近づくなら、神も近づいてくださり、人間が神を否むなら、神もその人を否まれます。神の愛はイエス様の十字架によってすべて完了し証明済みなので、次に動くのは人間の番です。「御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまるのです。」「愛のない者は神を知ることはできません。」(ヨハネ第一4:8)

イエスの名で祈り、説教をしていても、神より人間を大切に考えているならその人に警戒しましょう。その人たちはこう言います。「イエスさまを信じましょう。そうすれば、イエスさまはあなたのところへ来てくださいます。一生離れることがないので、安心して生きていけます。あなたは必ず救われる。」「本当ですか?本当です。」これでは楽すぎます。安っぽい福音です。真の福音はこうです。

このあと、その人が、イエスさまに「聞き従うなら」本当に救われます。

信じることと聞き従うことはセットになっているのです。

御子を信じる者は永遠のいのちを持つが、御子に聞き従わない者は、いのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。 (ヨハネ3:36)アーメン。


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