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仕事と不妊治療の両立



私の不妊治療から話は少し逸れるが
タイトルについて
ふと思い出した事があったので書き出してみる。

今から3年程前だっただろうか
前職は比較的女性が多い大手中小企業に勤めていた。

その頃は主にバリバリ都内中心にマネジメントをしていたのだか、(今思い出してもよくやっていたな〜と思う。分刻みのスケジュール。)

よく一緒に働くチームメンバーが不妊治療をしていたのを思い出した。

私の仕事はそのスタッフが心地よく働ける場所は作り上げ、スタッフのモチベーションを上げること。ついでに売上管理。

スタッフと1対1で面談する時間を必ず作っていたのだか、話題は仕事からプライベートまで色々。

ある1人の子と毎回妊活について話していた。

その子は結婚し、ずっと子どもが欲しくて
タイミングを見ても授かれないので
体外受精の為にクリニックに通い始めたと。

その頃はまだ保険適用外。

同時の私はちょうど今の旦那さんと出会ったばかりぐらいの頃。
まだ子どもはすぐには考えていない時期で不妊治療と言う言葉も聞き慣れていない
専門用語もよく分からない状態だった。

とにかくその子は不妊治療をしながら
仕事のスケジュールを常に調整しつつ
奮闘していた。

私も出来る限り力になれるように
仕事で協力出来る事はするようにしていたが
その子もそれなりに責任のある立場にいた為
中々仕事をしながら、ストレスを溜めずに
不妊治療をするのは大変だったと思う。

自分が実際に不妊治療をする立場になり実感した。


そしてパンデミックがやってきて
本社が全社員に1週間以上のお休みを決めざるをえなかった時期だった。

例の彼女が妊娠した。

しかも体外受精ではなく、自然妊娠で。


私は彼女が彼女自身も知らないうちに
ストレスを抱えていたこと。を知った。

彼女が仕事を手放した瞬間に
授かれた事を目の当たりにしたことで
こういう女性は世の中にきっとたくさんいる。と感じた。

自分自身でも気づかないストレス。責任。


誰だって自分が自分自身の事を知っていたいし
知っているべきなんだろうけど
それが一番難しい事なのかもしれない。

自分を客観視していても
自分が常にどんなところでストレスを感じ
どこで幸せを感じ、不快を感じるか
1秒1秒自分にアンテナを張り続けるのは
ものすごい集中力もいるし、とてもじゃないけれで続かない。
でも100%出来なくても、意識し続ける努力は大切だ。


そのうちにストレスとは一体何だろう。
と深掘りをしてその話をしていきたくなるが今日はやめておこう〜。


そんなこんなで不妊治療を始めて
3年前の出来事と自分を重ねて
色々と思いを巡らせた。

不妊治療と仕事の両立。

私は今の職場に恵まれているなとも感じ
改めて周りの人達に感謝しながら
日々過ごしていきたい。特に旦那さんにも。

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