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【銭湯めぐり58 さかえ湯@渋谷】繁華街近くで夜遅くまで便利な適温銭湯

【銭湯めぐり58 さかえ湯@渋谷】

先週に続いてそこそこ身体を酷使。土曜に職場の山好きグループで、神奈川県の大山(おおやま)へ。時々少雨の予報だったが、朝はほぼ雪が降る状況で頂上付近は数センチ程度の積雪。下りる時には止んでいたが、麓近い急坂(男坂・女坂)のうち、キツイ方(男坂)を帰りに選択し、最後は脚もガクガク。日頃ランでもスイムでも使わない筋肉を使えて良かったと思いたい。

日曜は午前から東京体育館プールで身体をほぐすスイムの後、年末から複数の知人が絶賛していて宿題になっていた#PerfectDays を映画の舞台の一つ渋谷に観に行く。役所広司演じる主人公平山。読書に銭湯に呑み屋に音楽。行動まる被り。仕事も縁の下系で共通。女性に弱いところまで笑 最後は深く共感。いつかトイレ巡礼でもするか。

映画後、年末年始に孤独のグルメの再放送を見て行こうとしたちゃんぽんが有名な町中華が日曜休業。周辺をぐるぐる歩いて見つけたのが、井の頭線の駅すぐで何と24時間営業の #山家 (やまが)。本店、支店とあり、しかもフロアごとに注文や会計も分かれていたが、支店の1階は一杯で3階に行くよう指示される。

24時間営業で便利な居酒屋


焼鳥中心の店だが、時間帯ごとにメニューが変わる。14:30ごろに行ったが、午前中から14:30までと15時からのメニューは違う。串も3本セットが5本セットに変わったり、ハムカツは14:30までしかなかったり。飲み物の価格も夕方の方が高かったような。もつ煮込み、焼鳥3本にハムカツを生中とハイボールでいただいたが、ハイボールの炭酸が瓶で別に出てきたのは初めて。ど定番の居酒屋メニューだが、一番人気のハムカツも焼鳥も質量共に満足の出来。

もつ煮込みとビール
焼鳥、ハムカツにハイボール


そこから15:30オープンの #さかえ湯 へ。途中コンビニ内の珍しいカウンターバーを見つけていたが、ここも日曜は休み。さかえ湯はメインの道路から1階分階段で下に降りた場所にあり、かつ、ビル銭湯の入口に車が止まっていて、少し分かりにくいが、コンパクトで夜遅くまで開いている便利な銭湯。浴槽は2つに分かれていて、珍しいデジタル温度計が42.0度と42.8度を指しており、ちょうどいい湯加減。前日に鶴巻温泉の弘法の里湯というスパ銭に行ったが、少しぬるく感じたことから、身体が東京銭湯仕様になってきたということなのだろう。お客さんも老壮のバランスが取れた感じ。

もう一杯位できれば日本酒をと思い、再度ぶらぶらと駅周辺を歩き、ようやく見つけたのが、 #十徳 。すごく当たりっぽい立地と店構えなのに、時間帯のせいか、お客さんは自分以外に1人だけでしかもその方はサクッと退店。ゆっくり呑めたのは良かったが、38年営業の伝統店がこんなことでいいのか少し心配になる。ただ、日本酒のセレクトは折り紙付き。本日の一酒、福井の九頭龍垂れ口(本醸造うすにごり)と、今月のおすすめ、岡山の酒一筋(純米しぼりたて)をポテサラ、板わさと共に頂く。この季節にしか味わえないフレッシュ、濃醇ないいお酒でした。

いい店構え
だそうです。しかも良心的な価格
フレッシュだが甘く濃醇な今流行り系のテイスト


今日のお供は、物理学者グループのロゲルギストが1960年代中心に書いたエッセー集「精選 物理の散歩道」。日常の不思議をテーマに、平易かつ真面目に解説しているもの。かなり昔に書かれているのに色褪せていない、中学生でも大人でも楽しんで読める本との印象。満員電車の乗客の乗り降りの状況を、錠剤の粉末の充填の話に応用しているところなど、日々の生活における自分の視点まで変えてくれそうな愉快な作品集。

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