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【銭湯めぐり81 湯の楽代田橋@代田橋】ビル銭湯ながら温泉で露天も広い平成銭湯

【銭湯めぐり81 湯の楽代田橋@代田橋】

7月のオープンウォータースイミングのレースまで1ヶ月を切り、午前中は近所の空いているジムのプールへ。そこからこの日は京王線で近場の代田橋まで。明大前の隣の駅だが、各駅停車しか停まらないどちらかというと目立たない駅。初めて降りてみたが、駅前も細い道が続くやや不思議な空間。また、駅周辺はぎりぎり世田谷区で、少し北上して甲州街道を越えると杉並区という位置関係。何となく統一感のない感じは区境問題かもしれない。

杉並区側に行くと、和泉明店街という商店街に沖縄タウンという名の沖縄の料理・物産・文化が体験できるエリアがある。知る人ぞ知る感じか。そこに昼前から呑める人気店 #沖縄酒場SABANI がある。隣のお店では沖縄三味線の三線の販売とレッスンをやっており、練習の音もしっかり聞こえる。

ちょいカオス感あって面白い
路地の奥に立地


SABANIでは、オリオン生からスタートし、「生アオサーの天ぷら」、里芋に近い田芋という芋で作ったコロッケのような「どぅる天」、経年牛を使った「あやはし牛のそぼろチーズ」をいただく。このそぼろチーズはなかなかそぼろの牛肉が味が濃くて、いいあて。次に飲んだ島ホッピーとは、ホッピーは普通のものだが、「なか」を焼酎ではなく沖縄の泡盛にしたもの。最後に「沖縄すば」をいただいたが、スープと麺は各2種類から選択できて、自分はあっさり系の沖縄厚削りのクリアカツオ出汁に首里製麺の生麺の組み合わせで注文。普段ラーメンのスープは半分くらいしか飲まないのだが、ここのカツオ出汁は飲み干せるあっさり感。プチ沖縄旅行気分で店を出る。

オリオンとお通し
名物どぅる天
生アオサー天ぷらとそぼろチーズ
沖縄すば


まだ銭湯の開店時刻15時までは時間があったため、世田谷区側に戻り、 #MiCARO というイタリアンカフェでコーヒー&読書タイム。常連さんが集い、隣では水出しコーヒーやらラテについて、豆や炒り、味の論議。なかなかコーヒーでその域に行けないですね。アルコール入ってないんで笑

店の前でメニュー見てたら即声掛けで店内へ
エチオピア


肝心の銭湯 #湯の楽代田橋 は、30年ほど前に建てられたビルの1階で、ビル銭湯なのに天井は高く、露天風呂もしっかりと空が見える形。しかも天然温泉。お風呂には、強力ジェットやちょうどいい電気風呂、水風呂に、熱めの露天風呂と一通り揃っているが、今回初めてみたのは「かたたたき」という名の2本ノズルからのお湯が肩に当たるよう調整された風呂。ちょっと水圧が弱めかな。銭湯絵ではなく、おそらく改築前の銭湯の鬼瓦と思われる瓦が飾ってあるのも珍しい。番台ではなく受付タイプだったが、愛想の良い女性で、それだけでホッと度合いが増す気がする。この日は牛乳をいただいて終了。

こんな感じです
メイトーは珍しい


今日の旅のお供は、渡辺一郎氏の「伊能忠敬の日本地図」。子供の頃から地理が好きで、小学生時代はよく暇つぶしにシムシティ的な地図を描いていた者として、必須のテーマ。近いうちに千葉の佐原にある伊能忠敬の記念館に行きたい。小学生でも伊能忠敬は知っているが、この本を読むと、富士山観測や天体観測も組み合わせつつ、極めて長期間に亘って途中病気にもなりながらの体力勝負の測量旅だったことを理解。震災等で原本は消失したものが多いが、海外にも様々な理由で流出し、著者らによって再発見されるという歴史を辿っており、なかなか興味深い。

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