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【銭湯めぐり20 増穂湯@千歳烏山】とてもやさしい銭湯

【銭湯めぐり20 増穂湯@千歳烏山】

今日は久しぶりに自宅より2キロほどのジムで12時台の空いている時間帯(8レーンで泳いでるのが5〜6人)に泳ぐことにしたので、そこから足を伸ばして初千歳烏山へ。

グッと腹が減った時には町中華だ(井之頭五郎調で)。#八軒飯店 にて、餃子・ビールでスタートしたところ、なぜかつまみに◯っぱえびせんが登場。NYの中華屋さんで揚げたえびせんがよく出てた(業務スーパーとかで揚げる前のものが格安で販売)が、そんな感じか。ちょっとちゃうけど。ラーメンとチャーハンの選択に30秒ほど迷いに迷い、結局好レビューを思い出してチャーハンに。割と濃いめだがクセになる感じの卵中心のシンプルチャーハン。しっかり満腹に。

シンプルなチャーハン


腹ごなしに気になっていた世田谷文学館まで散歩。企画展・コレクション展を見る気にはなれず、ライブラリーを覗いてみるが、絵本コーナーが圧倒的エリアを占めていて、ちょっと大人には物足りない。館全体としてやや中途半端な印象を受ける。多分自分の偏った読書傾向(文学作品への感受性の低さ)のなせる技。

世田谷文学館


腹もこなれたので、#増穂湯 へ向かう。結論的にとても「やさしい」銭湯だった。軟水推しは煙突にも看板にも明らか。身体にやさしい柔らかいお湯の温度はおそらく41〜2度の長く入れるやさしさ。14:45の開店10分後位に入ったが、男湯には常連客12名ほど。髪が黒い人が2名のみで、おそらく残りは皆後期高齢者。小さなマイバスケットの中に丁寧にシャンプーや髭剃りを収納している方ばかり。前後からのジェットがある浴槽と、下からの緩い泡の浴槽があったが上部で湯は行き来しており、同一温度。湯上がりに牛乳を飲もうとしたら、テーブルに「写真アルバム 世田谷区の昭和」という本が。昭和28年の経堂駅の写真も。昭和レトロ、エモいとか言って〇〇〇ゆうえんちに行っている子供達に、ここに来れば十分だと紹介したいところ。

昭和28年の経堂駅


ラストは、千歳烏山の北口まで行き、昨年12月オープンのおしゃれなバー風の角打ち店へ。#島田宇平商店 は元々米屋だが、令和に入って伊勢原市の吉川醸造を譲り受け、日本酒事業に参入したという珍しい業態。まずは3種飲み比べセットをお願いしたが、参入して新たに作った「雨降(あふり)」シリーズは、すでに何年も前から定番だと言われても気付かないなかなかの出来。こういう他業種参入があるくらい、今の日本酒業界は変化の時代ということと理解。

3種飲み比べセット

※2023年5月の訪問です。

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