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【銭湯めぐり36 東京浴場@西小山】漫画好きには堪らない銭湯

【銭湯めぐり36 東京浴場@西小山】

連休初日は、身体をラン仕様に変えるべく、銭湯ランへ。自宅から8キロちょっとというまだこの暑い時期には丁度いい距離に、朝からオープンしている銭湯が西小山(目黒区・品川区の境目)にあることが分かり、決行。

今週久しぶりに走り始めたが、この時期のランは冬とは比べものにならないくらい不快…
そうは言っても、11月に富山マラソンに行くことにしているので、しばらく我慢我慢。

抜け殻状態で西小山に到着し、ド派手な外見(特に写真に写っていない部分)の #東京浴場 へ。館内はほぼマンガ喫茶的になっているが、受付の女性の愛想の良さは、銭湯にしては(失礼!)驚きのレベル。追加料金のサウナは、脱衣所内に設置された個室サウナ2機用となっているのは初めての光景。何だか昔の外付けHDDみたい。サウナには入らなかったが、汗だくの身体を洗浄し、ジェット湯で凝りを緩める。銭湯絵は正面には無かったが、横の女湯との仕切りの壁に、ちょっと和洋折衷的な田園風景の絵があったのはやや不思議。

湯上がりは普通の生ビールのみならずクラフトビールも4種提供されており、ついよなよなと黒ビールを頂く。漫画好きで、520円で風呂に入って読み放題したい方にはかなりお勧め。

漫画とクラフトビール



満を持して、駅周辺の商店街を散策。この日と翌日はたまたま地域のお祭り。こども神輿にも遭遇し、暑いけど秋に入っていることを認識。

予定していなかった町寿司 #三好寿司 へ。地元密着系のこじんまりしたお店だが、11:30に入ると最初の客だったので大将とも少し会話をして、近所の銭湯事情についても教えていただく。やはり町寿司はカウンターの席数も限られているので、こういうチャンスが多い。

おまかせおつまみ


瓶ビールと冷酒を頂きつつ、おまかせおつまみ&鉄火巻という昼からよろしゅおまんな的オーダーで、大変満足。常連さんが3名次々と入ってきたので早めに、次の店へ。

最後は、目を付けていた街なかフードコート(Craft Village Nishikoyama)内の福島のお酒を売りにした #籠cargo へ。入ると、福島県大熊町で地域活性プロジェクトをやっている会社の社員が運営していることが分かったが、運営の手作り感がすごく、日本酒も福島県の主要なものが入っているものの、蔵や酒造組合からというより、自力でネットも含めて集めているようであった。以前大震災後に関係する仕事をしていたことから、つい福島県内の各地域の特徴について、店員の方と熱く議論。おそらくブラウエダ史上最も店員と話した店となった。

福島県の日本酒推し
極太麺のなみえ焼きそば


なみえ焼きそばもルール通り現地直送の極太麺で作っており、好印象。福島県の日本酒3種(未体験のもの)と奥会津の米焼酎をいただいたが、最後に飲んだ「ねっか」という米焼酎、日本酒好きに好まれる味だと思うので、ぜひお試しを。

今回の旅のお供は、辻田真佐憲著の「戦前」の正体。著者は右派・左派のイデオロギーによらない教養として書いたとしており、最近特定の内務官僚の業績と昭和・令和との比較に関心を持ち始めている身として、フラットに楽しみたい。

※2023年9月の訪問です。

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