【銭湯めぐり⑨ 小杉湯@高円寺】文化財からネオ銭湯の旗手
【銭湯めぐり⑨ 小杉湯@高円寺】
今日は関東大震災後の昭和8年に建設され、令和2年に登録有形文化財となった高円寺の小杉湯へ。
隣に小杉湯となりというコワーキングスペースがあり、NHKニュースで見て以来、宿題風呂になっていた。
駒場時代に高井戸に住んでいたが、高円寺に降り立つことはなく、初めて街ぶらり。街の特徴古着&ロックと言えば下北沢だが、吉祥寺とシモキタを足して1.5で割った濃いめな感じ。
それはさておき、銭湯は9軒目にして今のところベストかも。初心者にもやさしいとPRされているが、まず浴室内の天井が高く、ムッとした感じが全くない。ボタン式のジェット風呂が2種類に、日替わり風呂(今日はジンジャー入りのチャイ!)、ミルク風呂、水風呂。流行りのサウナはないが、風呂だけでも温度の違い(日替わり〉ジェット〉ミルク)もはっきりしていて、浴後のととのい感が半端ない。休憩室も工夫されていてミニ書店やミニクラフトコーラ&甘酒バーの要素も。おススメです。
駅前では熱汁祭なるイベントが。コップ2杯分で700円。後で和で攻める予定なので、スペインとペルシャのスープを頂く。阿佐ヶ谷のジャーメジャムというイランペルシャ料理の店が出していたアーシュ(香味野菜と豆のスープ)がなかなか滋味深い。
風呂上がりには目を付けていた貝料理の店へ。先日足立市場で買った赤貝をしこたま美味しくいただいた身にはややコスパ面が気になったが、未体験の大典白菊(岡山)、松の寿(栃木)をいただき、いい気分。
〆は食べない方だが、今日は朝泳いだし、まあいいかと武蔵野うどんの名店へ。醤油、白ネギ、豚肉という時点で、関東感が強いが、経堂にも武蔵野うどんの店があり、これはこれで結構好きな感じ。群馬勤務時に食べたお切り込みに近いが、提供の仕方が洗練されているか。
食べて飲んでばかりだが、ちょいと立ち寄った古本屋で「税金の世界史(ドミニク・フリスビー)」という本と出会う。原題がDaylight robbery: How tax shaped our past and will change our future。直訳の題名だとヤバい本だと思われたでしょうね。
暖かい日曜日でした。
※2023年2月の訪問です。
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