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【銭湯めぐり83 吉野湯@平井】丁度良く刷新され、地元で大人気のビール豊富な銭湯
【銭湯めぐり83 吉野湯@平井】
関東も遅めの梅雨入りをしたが、今日は爽やかな天気。ルーティン化した東京体育館でのスイムを経由して、中央・総武線各駅停車で、今日は久しぶりに江戸川区へ。平井駅そばの #吉野湯 が目的地。
最初の訪問場所は、以前住んでいた松戸市が誇る魚介系ラーメンの名店「中華蕎麦とみ田」がプロデュースしたという #心の味製麺平井店 。心の味製麺はとみ田の製麺所の名前だが、ラーメン店の名称になっていることは初めて知る。プレモルの中瓶に、最もスタンダードな魚介系のつけ麺をチョイス。チャーシューや煮卵など具沢山のため、つまみは不要。以前とみ田やその系列店で食べた味にかなり近く、まあ普段使いには十分だろう。
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かなり腹一杯になったが、銭湯開店の15時まではまだかなり時間がある。2軒目に選んだのは、 #torai 。「夜はお酒、昼はコーヒー」とあるが、飲み足らないので昼だけどお酒と行こう。店に入ると、居酒屋というよりカフェに近い感じで、若い女性店員中心。これはこれでいつもと違う感じでちょっとウキウキ。おつまみは簡単なもの限定らしく、生ハムスライスにして、飲み物は半合の日本酒を3杯ほど。高知の文佳人夏吟醸、広島の龍勢涼風生生、福島のロ万一回火入れをいただく。広々としていて、居心地良し。ベビーカーと共に入店する客も多く、客層のウィングが広い。
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いよいよ15時になったので、吉野湯へ。約4年前にリニューアルし、古い部分も一部残した感じが「レトロポップ」というコンセプトに表れているようだ。入ってみると、サウナや露天はないが、浴槽のエリアが広く、高温湯(約44度)、座風呂・マッサージ風呂、電気風呂、炭酸風呂、水風呂(約22度)とあり、ぐるぐる回りながら、交互浴等を楽しめる。15時ちょっと過ぎに入ったら、カランが満席という未だかつてない人気ぶり。高齢者中心かと思っていたら、3歳位の子供連れも来られていたり、正に地域に愛されている感じが強い。浴後、冷蔵庫を見ると、クラフト系含め、ビール系のラインナップが多くて感心。スコットランドのBrewdogのPunk IPA(350円)などというのを見つけ、うまい棒2本(計30円)(コーンポタージュ味、めんたい味)とマリアージュ。縁側で庭を眺めながらゆっくりいただいたが、庭の大きくなりすぎた金魚を含め、組み合わせが何ともパンク。缶にfiercely defiant and independent とあったが、自分の気持ちにもぴったりだ。オススメする。知らんけど。
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今日のお供は、鹿島茂氏の「パリ万国博覧会 サン=シモンの鉄の夢」。筆者は大阪万博当時はテクノロジー礼賛の万博を嫌悪していたそうだが、パリ万博という過去の見た未来都市、すなわち過去未来については、近人憎悪ではなく、遠人愛として眺めることができているようだ。転向サン=シモン主義者のミシェル・シュヴァリエが主導したパリ万博の意義やその開催を通じて目指した事は、普段から情報が氾濫している現代の万博とは比べ物にならない。来年万博のために大阪に帰省するかどうかは、これを読んでから決めよう。
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