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【銭湯めぐり52 武蔵湯@小岩】伝統引き継ぐ正統派のリニューアル銭湯
【銭湯めぐり52 武蔵湯@小岩】
江戸川区銭湯のスタンプラリーでようやく5湯目となり、念願の(笑)タオルゲットの日。江戸川区の角打ちレベルの高さに驚きの連続だが、今日も素晴らしい酒屋を訪問できた。
小岩には超高コスパの場所が多い。午前中には文化施設とスポーツ施設が合体した珍しい区の施設 #小岩アーバンプラザ へ。3階が自然光を活かした25mプール、ジムエリアになっていて、プールは時間制限なしで大人210円!!昭和価格と言うべきか。まあ元々こういう公共施設で料金でペイしようとしていないということは分かるが、それにしても安くて、しかもあまり混んでない…
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ランチは洋食系を目論んでいたが、店の感じを見て変更。駅近の立ち飲み等が並ぶエリアで、町中華ならぬ「ガチ中華」の店をチョイス。これだけ国際的な街なのでレベルも高いだろうと推察。#八戒屋 は、蕨市に本店があり、ここは唯一の支店のよう。客としては一番乗りだったが、その後、近くに住んでいそうな20代位の中国人が続々と入ってきた。四川料理とか限定しているのではなく、全土から色んなものを持ち寄っているコンセプトとのこと。ラム、牛、豚ソーセージの串に、カレー&野菜まんを、なぜかプレモル、久保田でいただく。青島ビールや白酒とかもありましたが。最後は、ウイグル風ラム肉干拌麺(柔らか目の麺に八宝菜のような具が載ったもの)というのをいただいたが、想像以上に量が多く、しばらく胃がパンパンであった。隣の中国女子2人組がほとんど中国語で話しているのに、時々日本語(可愛いとか、いただきますとか、残業代出せよ(笑)とか)が挟まっていて、海外に住んでいた時の自分の言語空間を思い出していた。
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隣の中国女子も真似して(?)か注文
まだ、14時の #武蔵湯 開店時刻まで時間があったので駅前をウロウロしていると、昭和20年の第1回宝くじから売っているという伝統の宝くじ売り場に行列が。寅の日なので買ってくれオーラがすごい。ここ何年も買ってなかったが、ついはずみで購入。3種類を組み合わせた福岩セットという30枚セット。当たっても報告はなしで!
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さらに時間調整のため、純喫茶風の #喫茶白鳥 へ。たばこOKのため喫煙客が多いが、スペースインベーダーのテーブルがあったりして、なかなかの雰囲気。インベーダーは故障中でできなかったのが悔しい。
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いよいよ #武蔵湯 へ。伝統的な佇まいながら、最近改修されたようで、風呂も脱衣所ロッカーも、休憩スペースなども新しく機能的。サウナはないため、ご近所の高齢者が中心だが、とても繁盛している様子。熱湯はおそらく44度位でなかなか熱かったが、もう一つのジェットバスが付いている浴槽は結構ぬるめで、皆さんにも人気。念願のタオルをもらってご満悦。「お湯の富士」は、江戸川区浴場組合のキャラクターで、ここ武蔵湯の銭湯絵にも大き目のお湯の富士が描かれていた。
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最後は、かなりの期待値で伺った #角打ちナダヤ 。ナダヤ酒店は一見普通の酒屋で、中の店員に角打ちやっているんですよね?と聞くと、横道から何やら秘密の扉を開けると、そこは異空間。ここはとにかく日本酒及びその他各種お酒のラインナップがすごいが、本マグロとかのつまみも角打ちレベルではない。今日は麺効果で腹が空いてなかったので、にしんチップという燻製にしたにしんを軽く炙ったものをいただいたが、激旨。日本酒は、これまでお世話になった県に敬意を表して、白老(愛知)の蔵人だけしか飲めぬ酒、町田酒造(群馬)の直汲み無濾過生原酒、越の鷹(福井)の辛口純米吟醸をいただく。いずれも90ccで380円。このレベルの角打ちが近所にもっとできて欲しい。
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にしん旨し!
今日のお供は、スティーブン・ピンカーの「21世紀の啓蒙」。以前友人が絶賛していたため購入したもの。まだ読み始めたところだが、統計ベースの比較的真っ当な議論と認識。ただ、最近読んだ本の中で、米国で、著者のような穏健なリベラルが、少数派多数派の善悪二元論に傾く左派から強く攻撃されているとの記述があった。やはりコップに半分入った水について、水に着目するか、空間に着目するかで、評価が正反対になるということなのかもしれない。
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