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【銭湯めぐり40 黄金湯@錦糸町】ネオ銭湯の雄、さすがです

【銭湯めぐり40 黄金湯@錦糸町】

連休の中日は、4週間後に控えたマラソンの準備で20キロ走からスタート。効率よくタンパク質を補給すべく、錦糸町界隈を探索。

#黄金湯 は、ネオ銭湯の走りと思われる2020年にフルリニューアル。以前よりSNSもチェックしていたが、やっと訪問。

昼過ぎに錦糸町に到着。まずは腹ごしらえに、 #みそら屋はなれ へ。味噌料理と日本酒が中心のお店という触れ込みに、つい足が。やや小綺麗な店構えに若干の違和感を感じつつ入ったが、着席するとタッチパネル式のオーダーシステムを含め、ちょっと自分のイメージからはズレていたことを認識。ただ、やはりものは試しということで、焼き肉味噌、味噌味の鶏唐揚げと、日本酒2種(百黙、庭のうぐいす)をいただく。日本酒は3種しかなかったが、少数精鋭な感じで、味噌味フードとの相性も良好。昼呑みにしては若干コスパは悪かったが、まあ良しとしよう。

やや現代風な店構え
単なる焼き味噌ではなく、肉味噌を焼いた感じ



黄金湯は評判通りの快適なネオ銭湯。シャンプー・ボディソープもしっかりしたものが用意されており、ぬるい方から炭酸湯、薬湯、あつ湯の順に、熱すぎずぬるすぎずのいい湯加減の温度バリエーション。湯上がりに1階で牛乳やビールを飲むこともできるが、やはりここは2階のデッキスペースが気持ちいい。インド映画RRRと近所の大黒湯とのコラボ記念ドリンクも勧められたが、普通の生ビールをいただく笑

2階のバルコニーでいただく生ビールは最高
お泊まりもできるらしい


入浴後は、より地元密着っぽい店を探し、 #もつ焼き煮込み楓 へ。日曜の午後2時過ぎでもほぼ一杯の人気店。煮込みと串と、生ビール、日本酒(銘柄失念)をいただくが、最近訪問したもつ焼き店の中でも、特に丁寧な串の仕込み、焼き具合(レバー‼︎)に感動。

牛ハツは特に丁寧な仕込みを実感


煮込みは様々な部位のモツのみ
(野菜による嵩増しなし!)



今日の旅のお供は、尾脇秀和氏の「氏名の誕生」。戸籍への振り仮名追記が迫る中、そもそもの氏名に関して、如何に江戸期の常識・運用と近代国家のニーズが乖離していたか、明治4年戸籍法、明治31年民法の前後でどれ程の混乱があったか、その一部を垣間見ることができた。

現代の常識は近代・近世の非常識でしょうか。改名禁止と苗字強制など、紆余曲折あって明治8年にようやく一対一で確認できる氏名になったことと、マイナンバー制度の定着までの生みの苦しみの相似形に想いを致す。

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