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【銭湯めぐり65 稲荷湯@八王子】登山客にも地元老壮青にも人気の駅近銭湯
【銭湯めぐり65 稲荷湯@八王子】
昨日は月末のマラソン大会の3週間前ということで、恒例の30キロ走を行う。八王子駅近くの #稲荷湯 まで最短ルートだと29キロ。行くしかない。とは言え、自分の走力だと休まずに走り続けることは難しい。今回もコンビニで2度水分補給するのは仕方ないとして、最後の方は何度も止まりつつであったが、14時開店の20分後に何とか銭湯に到着。
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稲荷湯はビル銭湯で、1階、2階に分かれていて男女日替わりらしい。この日は1階が男風呂。場所柄登山客も多く、ザックがロッカー上にいくつも。サウナもあるため、客も老壮青のバランス良く繁盛しており、歩いて行けるスパ銭のような感じ。
ジェットは、後ろからとか横からとか座っていろんな方向からと、複数種類あって、疲れた脚の筋肉をほぐすのに丁度いい。バイブラ、薬湯もそれほど熱くなく入りやすい。露天風呂もビルの1階なのにしっかり空が見える形で作られていて、昨日のような晴天の日は爽快感大。
浴後は、まだまだ身体が水分を欲していたので、ビールではなくミネラルウォーター。テレビのバラエティ番組を他の客と共に笑いながら観て過ごす。こういう感じ悪くない。
この日はランがメインだったため、店を決めていなかったが、八王子駅方面に向かうと、一瞬チェーン店か地元店か見分けが付きにくい焼鳥屋が。「八王子名物」との看板が見えたので、これは行くしかないと。「名物にうまいものなし」とは言うが、ものは試しで。
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#やきとり小太郎八王子店 という店だが、ホームページを見るともう一箇所立川店があるだけなので、やはり地元店なんでしょうね。入ってみるとなかなかいい雰囲気。初入店と言うと注文方法もお姉様が丁寧に説明してくれる。串焼き(紙に本数書いて注文)とそれ以外(口頭で注文)で注文方法が違う。煮込みが名物で味付けが4種類。1番、2番人気だと言う味噌と塩の味付けをいただく。塩の方にはキャベツを、味噌の方には豆腐をトッピング。しかも塩の方は、食べ方があって、途中から胡椒、さらに生姜を加えて、味変させながら食べるといいとのこと。いずれもあっさり目でかなり旨い。名物だけど旨い笑。
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全般的に大衆酒場としては少しだけ高めかなと思ったが、おそらく超空腹を満たすべく結構なオーダーをしたからかもしれない。また、煮込みも串もとても丁寧な仕事をされている(肉は細か目にカット)ので、納得でもあった。スライストマト、煮込み(塩、キャベツ入り)、串9本、煮込み(味噌、豆腐入り)を、生中、芋のお湯割り、吉乃川でいただいた。
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この日は十分食べたので、ハシゴはせずに八王子探索を終了。南口だけで終わってしまったが、北口の方がいろいろありそうなので、再訪を誓う。
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旅のお供は、戸森麻衣子著の「仕事と江戸時代」。身分、職業、住む場所の縛りが一般的には厳しいが、それをかいくぐる方法がいろいろあったり、役得(料理人が余った材料を持って帰るとか)みたいなことで生計の足しにしたりと、まだ読み始めたところだが、江戸の人の生き様がビビッドに伝わる好著の予感。
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