自信 自分への信頼

大人になったばかりの時期をマレーシアで過ごした。マレーシアは元イギリス領。その影響は今も色濃く、欧米より欧州のひとが多い。
歯。わたしのイメージだけどアメリカの人は矯正とかしてまっすぐな歯にするひとが多い。2000年台はじめの話し。当時マレーシアで会うイギリスのひとは歯並びが揃ってなくても氣にせず暮らしてる人に多く会った。

当時のわたしは八重歯があり(今もある)、隣の歯が奥にはいっていて歯並びがわるいことを氣にしていた。虫歯もなりやすくて歯医者に行くたびに歯を削られていた。4年ちょっとマレーシアにいたあと4年間日本で円稼ぎをしていたときに歯を矯正した。

それから本当に長い年月が経って結婚後か産後にハワイに行こうとしていたとき舌で上顎をさわるとぷにぷにしているところがあることに氣づいた。??と思い、すごく不安になって根幹治療が評判の歯医者に行ってみたら左上の犬歯の神経が死んで膿が溜まっていた。それでよくなるかは分からないけど根幹治療をしてみよう、と言われ治療した。転んで顔を打ったり、ボールが顔に当たったりした覚えはないので、矯正のときの衝撃で死んだのかな?と疑っている。
この犬歯は歯の上の骨が丸くなくなっていると言われ、そのようなレントゲンを見せられ、根幹治療で骨が復活しなければ口の内側を切って~~~~という手術が必要です、と言われた。治療してから骨は一時復活したけどまたなくなっているから手術をしよう、と言われわたしはその歯医者に行くのをやめた。その手術をするくらいなら歯なしばばあになってやる、と思った。それから数年。寒くなると副鼻腔炎気味になるわたしは冬になると、またはすごく疲れるとこの歯がうずくな、と感じていたけど今年はそう感じなくなった。今たまに診てもらっているのはふつうの歯医者さんとはちょっと違う愛媛の自然歯医者さん。そこではこの歯はこのままで維持しましょう、と言われている。そう言ってもらう前からわたしはこの歯に関して不安を感じなくなっていた。

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8年ほど前から5年間山田奈美ちゃんのお料理教室、和の薬膳教室に通った。子が4才のときから。産後手荒れがしたり、疲れやすかったり、帯状疱疹になったり、調子がわるかった。当時から奈美ちゃんや旦那さん、お子さんも病院しらず。たいていすごく元気で、病んでも1日とかで復活する。当時そうなりたいな~と思ったけど ただその行為を真似しても意味がないことは分かっていた。自分でそこにたどり着くしかない。そこから農薬、化学肥料、添加物、砂糖を100%じゃないけど避ける生活を始めた。自分の機嫌をとるメソッドを学んだ。なんだかんだ流れがあり踊ったり、からだを動かすようにもなった。今はちょっとした体調の変化に自分で気づき、未病みたいな段階で内臓を暖めたり、日々手首足首を緩めたり、必要なときに休んだり、筋肉をつかったり、、していたらすごく元気になって今はものすごく元気で色んな活動ができるようになった。

歯のことも、からだのことも、氣もちのことも自信、自分への信頼、自分のからだへの信頼が増したことで健やかさに近づいた。

話しがあっちこっち行くけど、盆部の踊り子になったことで表現者としての一歩を踏み出した。これも自分ととことん向き合わなければ踏み出せなかった最初の一歩。
若いときクアラルンプール KLCC parkが目の前に広がるカフェでアルバニア人の親友と赤ワインを飲んでいた時、彼女は「自分は何者かになりたい。」と言っていた。わたしは当時、そして長い間何者かになりたいなんて思ったことがなかった。自分の伸びしろを自分で制限して、決めつけて、その可能性さえ見ようとしていなかった。見る勇気がなかった。
わたしは何を表現したいのか。わたしは何であるのか。その一歩目に立っている氣がする。

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