NHS普及委員会 / beatmania IIDX
よければこちらもご覧ください。
結論
以下のような場面で強く立ち回れます。
皿チョンが有効だが白数字は変えたくない
少年A, 月雪に舞う華のように, etc…BPM変化直後に単押し、もしくは隣接同時押しが続く
BREAK OVER, Marie AntoinetteBPMの変化タイミングが混在する
50th Memorial Songs -Flagship medley-, C-C-C-N-N-N
NHSとは?
「大半の音ゲーと同じ感覚で使えるハイスピード」
という説明が初心者にはわかりやすいかも?
最初にこの数字!と決めてしまえば、どの楽曲でも開始直後は絶対に同じスピードでノーツが降ってきます。
実際、公式サイトではNHSが最初に紹介されるうえ、FHSは「上級者向け」との表記があり、CHSに至っては「切り替えられます」としか書いてないです。
https://p.eagate.573.jp/game/2dx/31/howto/play/option_speed.html
それなのにNHSはどうにも不人気なように感じます。罪はない…といえば語弊がある気がしますが。FHSの仕様に詳しくないと100%事故るRootage時代のMAX300
でも、ちょっと見方を変えるとNHSはCHSやFHSに勝るとも劣らない、強烈な個性を持っています。その個性は次のようにたとえることができます。
「変更不可能な代わりに複数の緑数字が用意されたFHS」
NHSは前述した通り、番号を指定する操作を行った直後は必ず一定の緑数字になります。したがって、NHSの起動条件は「"鍵盤"の操作があったとき」と言い換えることができます。
上記の特性により、次のようなメリットが生まれます。
メリット1「同じ白数字でギアチェンが可能」
上記の「"鍵盤"の操作があったとき」というのは「白鍵と黒鍵を同数個押し、同じ番号を指定した」際も含みます。
FHSではSUD+の付け外しによるギアチェンもありますが、SUD+を動かすことにより緑数字を適正化する「皿チョン」が一般的です。「皿チョン」の場合、白数字は大なり小なり増減しますが、スクラッチの操作を介さないNHSであればノーツの描画範囲が変わらないため、目線が安定します。
メリット2「単押しや隣接同時をギアチェンに利用できる」
これはFHSと異なり、鍵盤がNHS起動のトリガーとなっていることによるメリットです。白鍵と黒鍵を同数個押せば緑数字が適正化するため、譜面によってはロスなくギアチェンを行うことができます。
一方、FHSはスクラッチ操作でFHSを起動させることができるため、Sol Cosine Job 2や雪上断火といった楽曲ではこちらを利用する方が得策です。上手に使い分けましょう。
メリット3「BPMの変化タイミングが混在する曲で有効」
これが最もFHSと異なる点です。上記のメリット1,2、ならびにFHSはどれもBPMが変化した後の操作について言及したものです。当然といえば当然ですが、速度が変わる前に元の緑数字になるようにFHS/NHSを起動しても無意味です。AやeRAseRmOToRpHAntOMで「皿チョン」が動作しないのはこのことが原因です。一方、NHSは番号を小さくすることで遅い速度を、大きくすることで早い速度を指定可能です。NHSの番号を意識することで、ソフランのタイミングによらず緑数字を適正付近に保ち続けることが可能となります。
NHSを使用した例
メリット2についての例
メリット3についての例
悪用した例
まとめ
NHSはいいぞ。
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